上達しない人は長時間練習し、上達する人は短時間練習する

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです

ピアノの上達に練習時間は比例しません。

従って何時間練習したからうまくなった!ということはありません。

子どもたちのレッスンで[50時間練習マラソン]をしています。
毎日の練習時間を記録し、計50時間になったらご褒美がもらえます。

でも…これは長時間練習のためではなく、毎日の練習習慣をつけるためです。
時計

練習をする時は漠然とした目標ではなく、これをできるようにする!と言う目標を決めます。

これは大きな目標でなくても構いません。
小さな目標を達成し続ける方が効果的です。

ダイエットで考えるとわかります。

「健康のために痩せなきゃなー」と漠然と思っているより、
「パーティがあるから、1か月で2キロ減らそう!!」「次に同窓会があるから、半年維持しよう」という方が実行できそうです。

繊細な感覚をつかみ、自分の小さな感覚の変化に気付いてあげられると、30分の練習でも大きく上達できるでしょう。
目的のない6時間の練習より、目標のある2時間の練習の方が効果が出るのは当然ですね。

私自身も、家で練習するより、不思議と学校のレッスン室の方が能率よく練習できた気がします。

特に練習場所が限られている楽器の演奏者やバンド練習などの場合。
短い時間で効率よく練習ができるように、明確な練習メニューを決め、集中して取り組むようにしましょう。