その場にふさわしい演奏を

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

先日、次男の高校卒業式で、
BGMを吹奏楽部が演奏していました。

卒業生入場時の曲が、とてもよかったです。

「フェニックス」
吹奏楽部の指導もしてくださっている、福田洋介先生の作曲

かっこいい曲だと思いませんか?

吹奏楽コンクールの課題曲としてかかれた曲。
さすがに、管楽器の良さがすごく出ています

今までに家で、次男がよく吹いていましたし、
うたってもいたので耳馴染みのある曲です。

音楽にもTPOがある

演奏会、発表会での曲と、
BGMとして演奏する曲は、自然と違います。

演奏会は、お客さんはその演奏を聴きにいらっしゃいます。
「この人たちの演奏を聴くぞ」と思って
席に座っています。
コンサート
ですから、曲の並び順、構成に工夫は必要ですが、
「聞いていただく曲」をなんでも選べます。

会にテーマがあることも。
クリスマス、ニューイヤー、子供向けなど・・。

この場合は、それらしい曲を選びます。

以前私が「バレンタインデーコンサート」に参加した時は、
ホールニューワールドを選びました。

アラジンで、2人の掛け合いのある歌なので、
バレンタインにふさわしいかなと。

BGMとして演奏するときは、
バックグラウンドミュージックですから、
何気なく流れている必要があります。

演奏の仕方にもよりますが、
楽しくランチをしている場面で
ベートーヴェンの運命が流れたら…。

ちょっと消化不良になりそうです。

後で、何の曲が流れていたか、覚えていないくらいが
ちょうどいいのです。

ファッションにTPOがあるように
音楽にも【場にふさわしい曲、演奏の仕方】がありますね。