エリーゼのために すごくつまんない!?

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

サマーコンサートの選曲中のこと。

さゆみちゃんのソロ曲で、私があらかじめ選んだ2曲。
好みではなくて、どちらもいまいちの様子。

その場で楽譜をひっくり返し、選んだ曲はジブリの1曲でした。
魔女の宅急便の劇中曲です。

さゆみちゃんが「速い曲は嫌だ」と言っていたので
外していたのですが、意外にも気に入りました。

半分くらいの生徒さんが、ソロ曲、連弾と決まったので
整理してみると、

!!!

さゆみちゃんの2曲が、両方ジブリです…。
さゆみちゃん
いろいろなジャンルの曲に触れてほしいので、
一応、クラシックとポピュラー1曲ずつになるように考えています。

初級の生徒さんは、選択肢が狭いので
そううまくいかないこともあるのですが。

さゆみちゃんのソロ曲は、その場で選んだので
連弾が何の曲かを考えませんでした。

改めて2曲、クラシックから選びました。
ハレルヤと、ハバネラ。どちらも名曲です。

わたしが弾くと、これよりも
選んであった、魔女の宅急便のほうが良いとのこと。

ジブリの曲を書いている久石譲さんは、
ほかの作曲家にはない、独特の雰囲気がありますからね。

ダメ押しで、「エリーゼのためには?」ときくと・・。

うちのピアノで前に聞いた。
(電子ピアノのデモ演奏があるのです)
すごくつまんない。

なんと!
みんなのあこがれるエリーゼのために。

好きじゃない人もいますが、
つまんないとは!

さすがにさゆみちゃんです。
ちょっと悩ましい感じの出だしとか、退屈なのでしょうね。

作曲したベートーヴェンも、天国で!!と驚いていることでしょう。
これを読んださゆみちゃんのお母さんも
「ああ~~」と頭を抱えているでしょう。

 

さゆみちゃんとりのちゃん
ピアノ歴も近く、幼稚園も一緒、
今は学校のクラスも一緒です。
りのちゃん
でも、全く違う個性で、
りのちゃんはエリーゼの為に、弾きたいんですよね。

二人に共通しているのは、
自分の意見をはっきり言えること。

家では言えても、
教室に来ると、おとなしーくなってしまう生徒さんも多いです。

自分の好みがしっかりあって、
それを人に言える。

すごく素敵なことですね。