自分で楽譜を読んで弾けるようになる方法

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

今日は、3歳のRくんの体験レッスンをしました。

体験レッスンでは、
最初に生徒さんと私が向かい合ってする、手遊びをします
手遊び
「みぎてをたたこう、たーたーこう
左手1,2,3、いーちにーさーん
みぎーひだりみぎーひだり、合わせてさんはい」と
うたいながら、生徒さんと私の手をあわせて遊びます。

年齢の小さい子が、右と左を理解しているかを確認します。

ほとんどの子がこの歌でにこにこして、
お母さんのほうをちらちら見たり、
面白そうだぞ、という様子を見せてくれます。

今日のRくんは、緊張からか
全然笑わず、真剣。

グーチョキじゃんけんが始まると、
鍵盤を見ながら、自分の使いたいカードのほうを出しています。
例えばぐーを置きたければ
じゃんけんでグーを出しています。
グーチョキじゃんけん
一通りレッスンが終わり、
お母様との面談。

1年くらい前からピアノに興味が出てきて、
アニメの曲をお父さんに弾いてもらったり。

幼稚園に入ると、
先生の弾く曲をひきたがったり。

お母さんにおしえて、とRくんは言うけれど、
教えられないので…。

ということでした。

両親がピアノが弾けないけれど大丈夫?

先日も、
親が全く教えてあげられないのですが、
大丈夫ですか?

という質問がありました。

全く問題ありません。

もし周りの大人がピアノが弾けるとしても、
どうか、教えたり、間違いを直したりはしないでほしいとお願いしています。

それをすると子供は、
「ああ、間違えても、お母さんが教えてくれるからいいや。
楽譜を読むのはめんどくさいから、お母さんに聞けばいいや」

と、自分で楽譜を読んで弾くことをやめてしまいます。

家で間違えて練習して、レッスンで先生に注意される。
あ、しまった。気をつけなくちゃ。

でも、一度ついてしまった癖は
なかなか直りません。

そういう失敗を繰り返して、
注意深く楽譜を読んで
練習しなくちゃいけないんだな。と学習します。

ですから、ご両親がピアノが弾けなくても、
何の心配もいりません。

安心して、ピアノのレッスンを始めてくださいね。
お子さんの練習で、なんか変だな、と思われたことは、
遠慮なく言っていただければ嬉しいです。