うまく弾けない、止まってしまう どうすれば弾けるの?

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

土曜日は よしひろくん、ゆうまくん、あやかちゃんのレッスン。

よしひろくんは、
だいぶ音符カードが速く読めるようになりました。

最初のうちは、
大譜表カードに書かれた、5線からはみ出さない高さの音符。
ピアノ線の音ピアノ間の音
これを、線の音、間の音に仕分けします。

子どもたちはこの作業が大好き。

そのあと、分けたカードをそれぞれ読みます。

1分間に何枚読めるか。

よしひろくんは、12枚の線の音カードを
40秒くらいで読んでしまいます。

もう十分合格ライン。

間の音は、1分間で4~5枚。
あまり得意ではないんですね。

しばらくは、間の音を中心に読んでいきます。

それができたら、線、間両方のカードをを混ぜて読みます。

自分で「これは線の音だから、ソシレファラド…」
「これは間の音だから、ファラドミソシ・・」と
区別できないと、読めません。

進度の差はあっても、必ずみんな、音符は読めるようになります。

楽しみですね。

ゆうまくんは発表会で弾く、バッハの曲。
中々苦戦しています。

ゆうまくんピアノ

ちゃんと弾けるのに、小説が変わるときに、
止まって両手を確かめる癖がついてしまったようです。

私も一緒に弾くと、流れに乗らざるを得ないので
ちゃんと止まらずに弾けます。

ちゃんと弾ける力はあるのに、
止まってから弾くほうが楽なのでしょう。

悪い癖のまま、たくさん弾いても癖を定着させるだけ。
少ない回数、ゆっくり、正しく弾く練習をしてほしいです。

あやかちゃんは、ソロ曲はばっちり。

連弾が、あやかちゃんが伴奏パートになると、
自信がなくなるのか止まりがち。

おうちでは、お母様がメロディを一緒に合わせてくださっていたようです。
レッスンではさらに、低いバスの音が入ります。

その音を聞いて、まごまごしてしまうようです。

相手の音もよく聞いている証拠で、すばらしいことです。

結局、何小節かを私がカウントすることで、合わせられました。

こうやって、うまくいかない、課題が出てきたときに、
どうやったらきれいに弾けるようになるか、
それを伝えるのが私の仕事です。

経験が多くなり、「ああ、これはこうするのよ」と
過去の経験で言えることも多くなりました。

が、

人はそれぞれ違うので、
同じ方法で同じ問題がクリアできるとは限らず…

修行の日々は続きます。