ずっと同じ曲はつまらない。いろんな曲をピアノで弾きたい  葛飾区ピアノ教室

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

今日はさゆみちゃんのレッスン。
もう一人レッスンするはずだった大人の生徒さんは、
前日に「声が出ないのでお休みします…」とお電話がありました。

あとで、ン?声が出なくてもピアノのレッスンできるんじゃ?
と思い,「ああ、弾き歌いもするから、無理なんだ」と納得。

さゆみちゃんはレッスン室に入るなり、
大きく息を吸って「今日はあまり練習しませんでした。
理由は、お楽しみ会の練習しないといけないのと、・・・・」

とこのままだと5分は続きそうです。
私「わかったよ、いろいろやることがあったんだね」と
終了にしてもらいました。

さゆみちゃんは練習できなかった理由を、
連絡帳に使っている大学ノート1ページ分
書いてきた実績があります

それだけ、「ピアノを練習するのは当たり前 できないのは特別な時」
としみついているのでしょう。すばらしいです。

練習不足ではあったのですが、
4週、5週と続けてきた曲が多く
3つ合格しました。

トンプソンは、今回の曲はやさしかったので、
宿題にしなかった暗譜も挑戦。
合格しました。

さゆみちゃんのいいところは、
「よくひけてたね、ここはしっかりスタッカートできてよかったよ」
というと
「個々の強弱ができてなかった」と、直すところを自分で指摘します。
(私の言うことを当てようとしてるところも)

トンプソンの次の曲は、
ショパンの前奏曲イ長調
太田胃酸のコマーシャルの曲です。

この曲まで来ると、
「ああ、この子も大人の曲を弾くようになってきたなあ」
と、ちょっとジーンとします。

そんな私の感動は無視して、
さゆみちゃんはどんどん右手を弾き始めています。

シールはりの時に、
「今週はたくさんあがってよかったね~」というと
「よくないよ、新しい曲がたくさんで、たいへん」

私「じゃあ、ずーっと同じ、やさしい曲やる?」
さゆみちゃん「やだ。それもつまらない」

私もそう思います。
新しい曲を譜読みするのは大変だけど、
いろんな曲を弾きたい。

大変なところは一緒にやるからね。レパートリー増やしましょう