こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ピアノレッスンでは折に触れて、演奏動画を撮影しています。
・ある程度曲ができてきたとき
・フォームを直したいが、自分で欠点に気づいていないとき
・連弾で、自分たちで合わせている音をチェックしたいとき
演奏しているとき、なるべくよく音を聴くようにはしています。
でも、曲の構成や流れなど、通して聞いてみないとわからないことも・・。
自分で客観的に演奏を聴くには、動画撮影や録音が一番。
最近ではひろとくん(中3)の 海辺のそよ風
きれいに弾いていますね。
惜しいのは、少しテンポが持ったりしていて「そよ風感」がしないこと。
それとテンポルバート(テンポを動かす)のが、少しやりすぎというか計算が足りないかなというところ。
そんなことを二人で、動画を見ながら話し合いました。
こういった振り返りも 慣れが必要です。
最初は音のミスやテンポの狂いなど、具体的でわかりやすいことにしか耳がいきません。
フォームは 自分では全身を見ることができません。
手のフォームも、ほぼ上からしか見えないので、横からの動画は役に立ちます。
自分ではできているつもりのことが多いからです。
連弾も、全体の音を聴くのはなかなか難しい。
私自身も村田さんと連弾を重ねていますが、いまだに全体の音がわかりません。
いつも、バランスや対比で村田さんに指摘を受けます。
動画は 音のバランスも全部合わせた音として聴けます。
二人の動きも客観的に見えるので、ぶつかったりしてやりにくいところを研究できます。
さらに、こどもだけでレッスンにきている場合、動画をお家の方に送っています。
家で聴いているのはかなり違うことにお気づき頂けると思います。