こんにちは葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
えりちゃんのレッスン。
ゆめピアノのレッスンでは、
最初の2,3冊〔使う教材によって違う〕の教則本が終了すると、
ハノンを始めています。似た内容のピアノのテクニックの子もいます
全音版の昔ながらのハノンは楽譜が細かく、
大人の手でないと届かない課題も多いです。
ほとんどの子は「子供のハノン」「やさしいハノン」を使います
自分で選んでもらったのですが、えりちゃんは
「お母さんのと同じ、大人っぽい」ハノンを選びました。
今回で最初の課題の20番が、合格です。
「次何番に進むかは、合格するまで秘密」と
言ってありました。
「次は音階に進みます」と発表。
えりちゃん「39番に行くんだ~」
和音やオクターブに指が届かないので
そこは修正します。
肩に力が入らず弾けそうかな、と
横から観察。
ふと気が付きました。
ピアニストのとてもいい姿勢になっています。
えりちゃんは体格も華奢なこと、年少さんから始めたこともあって、
背中が丸くレッスンで毎回「背中はピン!」と背筋を押されていました。
いつの間にかよくなっていたのですね。
そういえば、去年の暮れくらいから「背中はピン!」を
しなくなった気がします。
姿勢や手のフォームの良くない癖って、毎回注意されていると
いつの間にか、直っていくんですね。
ともみさんのレッスン。
クラシックとポピュラーを交互にレッスンしています。
べートーヴェンの「悲愴」第2楽章が終わったので
「虹のかなたに」にすすみました。
一緒に譜読みすることもなく、すべて1から
ご自分で譜読みをなさっています。
ともみさんは「虹のかなたに」をこれで3曲、弾いています
アレンジが違い、だんだん難しくなりました。
今回は、コードも複雑、片手で二つのメロディを受け持つことも多い。
ホテルのラウンジピアニストの試験できれいに弾いたら、
十分採用されるような、難易度の曲です。
1ページ分ですが、自力できちんと譜読みができていました。
「すごいですね。知らない人がきいたら、
子どものころピアノ習ってたんだな、と思いますよ」
とお話ししました。
とても喜んでらっしゃいました。
ともみさん
「以前は、なんか変だな~で終わっていた。
この頃は、この部分がこういう風に変で、こういう風に弾きたいというのが
わかってきました」
自分の上達をよくわかって、言葉にできるのもうまくなる秘訣でしょう。
先生の側も、何に困っているかがわかるのはいいレッスンのもとになります
毎日1時間は練習しているそうです。おうちにおじゃました時
ピアノには楽譜が置いてあり、カバーはなく
座ってすぐ弾けるようになっていました。