こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
朝日新聞の記事に、素敵なお話があったのでご紹介します。
野球のプレーより審判の方が… 夢追う高1、大先輩も驚く能力の高さ
現在高校生の田中君は、小学生のころから野球が好き。
だけど、プレーをする選手ではなく、審判員に強い興味を持ちました。
詳しくは記事をお読み下さいね。
田中君は高校生ながら、公式審判員の講習会に参加したり、
野球部の練習試合に審判員として参加しているそうです。
すでに所作などもかなり身についているようで、
ベテランも認めています。
このお話自体もすてきで、
審判員の若返りにも期待できます。
音楽にも通じる話だなと 考えました。
だけど、ピアニストになりたいわけじゃない。
ピアノが好き。音楽が好き。
だけど、ピアニストになりたいわけじゃない。
そういうリスナーはとてもたくさんいるはず。
ゆめピアノの一番古い、大人の生徒さんで、荒島さんという男性がいらっしゃいます。
彼も音楽が大好きで、学生時代から合唱を続けて、
社会人になってからフルートやピアノを練習なさっています。
お仕事は、コンサートの招致でした。
国内外のアーチストのことを本当によくご存じで、
レッスンのあとにいろいろなお話を伺っていました。
ゆめピアノのサマコンにも
いつも厳しいアドバイスをいただいています。
進行を指示する人がいないんですか?
そういわれて、(実はそれは私の仕事なのですが)
先生が舞台上に 所作業をしに出ては 落ち着かないステージになることを痛感しました。
このブログでも時々ご紹介している山本美芽先生。
専門的なピアノ教育を受けているし、
今もステップに演奏で登場。
各地のストリートピアノでも、積極的に演奏なさっています。
でも、美芽先生はピアニストではありません。
書くことが好きで好きで、音楽ライターをなさっています。
ムジカノーバというピアノの先生やリスナーに向けた雑誌で、
沢山指導法や、教材研究に関して記事を書き
ジャズジャパンという雑誌で、
小曽根真さんや、Tスクエアや、たくさんのミュージシャンのライブやインタビュー記事を
担当。
ほかにも、
毎月足しげく コンサートに足を運び、
クラシックやそれ以外の音楽を楽しむ人たち。
子どものころピアノ少年、少女だった人も
多いでしょう。
ピアノの先生はとてもたくさんいます。
ピアニストになりたくて、(ピアニストで演奏の仕事をしながら)
ピアノの先生をしている方も多いです。
でも、本当に教えることが大好きで、
ピアノの先生になったんだ、という方も多いのです。
ピアノの進みが遅いから、
ふよみがうまくいかないから、といって、
ピアノとのかかわりをやめないでほしいです。
続けていたら、きっと無限に広がる未来が待っていますよ