ピアノの上達と 「すき」は両立します

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

ピアノ教室の発表会。

お子さんの成長を感じるとともに、

進みの早い、ほかの生徒さんに興味を持つことも多いですね。

 

ついつい比べて

「どうしてうちの子は、進み方が遅いんだろう」と悩んでいませんか。

 

 

比べてはいけない、というのはもちろんわかってます。

でも、ピアノ歴も同じくらいのお子さんだったりするとなおさら

気になるもの。

 

 

レッスンの進み方が速い生徒さんは?

 

レッスンの進みが速い生徒さんには特長があります。

 

・おうちの方が協力的 

 練習を促したり、隣についてくれたり。

 ほぼ毎日練習しています。

 練習できなかった週は、きちんと「〇〇で練習ができませんでした」と

 レッスンノートに記載がある

 

・練習環境が整っている

 アップライトピアノがある  やはり、電子ピアノの子より断然、フォームができています。

 

・健康

 小さい子ほど、風邪などの欠席がありますが、

 体が丈夫でレッスンを休まない子

 

こう見ると、家庭での状況が大きく影響していますね。

なので、兄弟の進みかたは、大体似ています。

 

 

どんな生徒さんに育てたいですか

 

ピアノ指導者セミナーでよく聞かれる質問。

疑問

 

長くレッスンを続けていると、

答も変わってきます。

 

7,8年くらい前までは、

ずっとピアノが好きな生徒さん というのが答でした。

 

好きでいるためには、あまり無理な要求はせず、

家での練習も、少ない子も仕方ないなあ、と思っていました。

 

少ない練習時間でも、ピアノが嫌にならずに

楽しくレッスンできるよう、工夫していました。

 

 

今現在いる子供の生徒さんで、

一番長く通っているのがよしひろ君です。

 

彼が入会したころから、

育てたい生徒さんが変わりました

ゆめピアノに来ている間に、最低ブルグミュラー卒業程度までは行ってほしい。

 

嫌いにならないように緩いレッスンを続けていると、

進度が遅く、本人やおうちの方が嫌になってしまうのです。

 

少なくとも入会数年は 毎日練習してほしい。

宿題も、それを基準にいた分量を出すようにしました。

 

 

結果、現在在籍している生徒さんの半分が、

ブルグミュラー終了しているか、今取り組んでいます。