こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
サマーコンサートのソロ曲が、ほぼ決まりました。
発表会の曲をかなり背伸びして選ぶ人もいますが、私はあまり賛成できません。
今の実力を遺憾なく発揮できる曲の方が、結果的には成功すると思います。
難しい曲を浅くやるよりは、自分に合った曲で、レベルの高い演奏をする方が勉強にもなるし、聴く方もその方がよいに決まって
います。
ドビュッシーの『月の光』は、みんなの好きなピアノ曲ベスト10に入るほどの人気のある曲です。
私は今までに数人この曲を見てきましたが、不思議なことに、全員が前の教室をやめた時にそのまま持っている曲でした。
『月の光』の教え方に納得がいかなくて、前の先生をやめたということなのでしょうか?
それとも・・・
ドビュッシーが不得意なのか、それまでフランス物を全くしていなかったか。
全員が実力以上の曲でした。例えば月の光の前に、2段くらいのフランス物の小品をするといいのです。
フランス小品集という楽譜もあります。
一通り弾くのが精一杯で、結局こちらの要求する音には当分なりそうにないので、合格にしてひとまず切り上げるしかありません。また実力がついてきたら、もう一度チャレンジすればよいでしょう。
大人の人には早めに曲を渡すほうが良いと思うので、
これからじっくりと曲を選んでいきたいと思っています。