こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
本間さん(おとな)のレッスンをしました。
保育系の学校を卒業して現在も保育園で働いてらっしゃいます。
正規職員になったためピアノを弾く必要があって、レッスンしています。
4回目。
おはようのうた おかえりのうた 季節のうたといった毎日の保育で使っている曲を
一番簡易な伴奏で弾けるように。
ほかの先生が歌ってくれるので、とりあえずはピアノ伴奏だけ弾ければいい。
そんな条件だったので左手伴奏は単音。
1小節1個。
右手はメロディをそのまま弾きます。
レッスンに来ながら仕事でも同じ曲を弾いているので、緊張感のある練習をしたと思います。
4回目の今回で、とりあえずは終了となりました。
子どもたちのレッスンや趣味の大人レッスンは、目標の一つは
とにかく長く続けてもらうこと。
ピアノから離れてしまったらすぐにひかなくなって忘れてしまいます。
無理のない分量で、時々は好きな曲も入れていやにならないで長く。
大きな柱だと思います。
本間さんのように仕事で使うピアノを弾く場合。
目標は「早く自立すること」
完璧に弾く必要はなく、
園児たちが楽しく歌えるのに必要な伴奏が弾ける。
初めて見る曲でも、自分の力で譜読みしてなんとか使えるようにできるのが理想です。
結局、自宅での練習やレッスンよりも効果的なのは
「園児と一緒に歌ってひく」
これしかありません。
私自身は音楽学校を出ていても、幼児のグループレッスンで使えるように弾くまで
1年かかりました。
その間週3回、ベテランの先生のアシスタントでレッスンでとにかく弾く。
それしかありません。
ピアノ自体が十分弾けていても、様子を見ながらできるようになるのは実践あるのみです。
本間さんも、早く現場で弾くことに慣れてくれたらいいなと思います。