こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです.
今、教室には、年少さん~小学6年生まで、各学年に生徒さんがいます。
以前は中学生、高校生、大学生もそれぞれいたのですが、大きくなって地元を離れたり、無事保育士さんになって卒業しました。
それ以上の年齢となると20代の社会人です。
小学6年生は4人。中でも梨乃ちゃん、さゆみちゃんは長く通ってくれています。
ピアノを習い始めても長続きしないお子さんも多いと思います。
二人の共通点を考えました。
ピアノを習わせようと思っている、習い始めたおこさんの保護者に参考になったらうれしいです。
1.ピアノレッスン サマーコンサート 聞きあい会(お楽しみ会)など 行事を休まない
まずはこれが基本です。
毎日の練習が大切ですが、レッスンを休まないこと。(今は、学校行事以外の振り替えができなく申し訳ないです)
行事は、1回でも多く人前で弾く機会を持ってほしいのです。
2か月以上前に皆さんに告知しているので、調整して参加してほしいと思います。
ちなみに梨乃ちゃん、さゆみちゃんは、行事は皆勤賞です。
5年生以下の良く弾けるお子さんは、やはり皆勤賞の子ですね。
レッスンも、小さいうちは体調不良もあったと思いますが、本当に欠席が少ないです
先日、さゆみちゃんがお休みして「え!!」とびっくり
習い始めてから、具合悪くて休んだのが初めてだったのです。
2、保護者がピアノレッスンに関心がある(でもおうちの先生にならない)
ピアノを習わせているのだから当たり前のように思いますが、実はそうでもありません。
りのちゃん、さゆみちゃんのお母さんは、長い期間レッスンに付き添ってくださいました。
45分レッスンになって大変だろうから、といっても「見ていて面白いから」と言ってくださって。
付き添えるかどうかが問題ではなく、どんなことをやっているか、関心を持って下さること。
だからと言って、練習に口出ししないこと。
これを両立するのは、ちょっと忍耐もいります。
練習を聴いて、明らかにおかしな音でも指摘できません。
間違っている状態をレッスンできかないと、先生は何が不得手かわかりません。
ピアノのレッスンで先生に間違いを直されて、「しまった」と思う
これを何回も繰り返すことで、譜読みの力、注意深く練習することを学びます。
3.あまり気にしない
生徒さん自身が、いろいろなことをあまり気にしない。
これは一長一短で、気にしないから間違いが直らない一面もありますが・・。
4.すぐに成果を求めない
子供も保護者も、です。
スイミングなら、週2回通って家で練習しなくても、4年も習えば個人メドレーできるでしょう。
もっと早い子も多いです。
ピアノは、毎日練習して週1回個人レッスンでも、4年間でブルグミュラーが終わったら早い方です。
去年の発表会とくらべて、今年は成長したなあ。お辞儀もしっかりできたし。
・・・というくらいの、地道な進歩です。
レッスンを始めて1年もたたず、「あまり練習しないし、上達しないから」とやめてしまうのは本当にもったいない。
体験レッスンでもお話ししていますが、10年は続けてほしいと願っています。
5.音楽が好き
これは、家庭環境によるところが大きいです。
うちの家族で言うと、夫がもともとクラシックが好きで、知識量は私より多いくらい。
管弦楽曲や、音楽史に関しては全くかないません。
子供が小さい頃も、よくCDを聴いたり、N響アワーを見ていました。
今年のサマーコンサートは長男次男、二人で参加させていただきました
長男はピアノを習ってないし、次男はホルンを習っていません。
環境は大きく影響するなあ、と感じました。
本人たちが音楽が好きで、わからないことは人に聞いたり、動画を見たりして自分でコツコツ練習した結果です。
・・・というと、先生はいらないということになりますが、やはりレッスンを受けることで、最短距離で進めるのだと思います
いかがでしょうか
どれも、そんなに難しいことではないと思います。
まずは、レッスン、ピアノの行事を休まないことから実践してみましょう