こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
今、子供の生徒さんたちとの三者面談をしています
あらかじめアンケートをして、今の悩みをうかがいました。
その中に、「練習の仕方が雑」というのが何人か。
譜読みをして、音を並べるところまでは一生懸命やるものの、後はさっとひく程度。
細かい指番号や表現を気にしたりしないというものです。
これは、それぞれの性格もありますね。
たぶん、ピアノだけではなく学校の宿題も、同じ感じだと思います。
私は、こまかいところに注意するように仕向けるより、曲数を増やしてたくさんの曲を弾いてほしいと思います。
たぶん、じっくりひくように仕向けると、苦痛だと思うのです。
それだったら、せっかく譜読みが早いのですから、そこをもっと伸ばしたい。
数が増えれば、とにかくこなすだけでも1週間一生懸命しないといけない。
その中で、好きそうな曲や人前で弾くものは、じっくり仕上げればいいかなと思います。
もしできたら、片手練習なしでも両手で譜読みができるようになったら理想的です。
手順として、片手からした方がいいように思っていますが、そんなことはありません。
ピアノは、両手のバランスで弾いているので、ゆっくりでも両手で弾いた方がいいのです。
それで弾けないところを片手で練習する。
初心者のうちは、2段の楽譜を同時によんで弾くことが難しいから、とりあえず片手で練習するだけ。
今回書いていただいた悩みは今の悩み。
数か月後には変わっているかもしれません。
今は、得意なことを生かして、たくさん曲を弾く方向で行きたいと思います。