レッスンで、たくさんの質問をする理由

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです.

あやかちゃんのレッスン。
最近、お母さんの付き添いがなくなりました。

1人でレッスンするようになってからのほうが、よく話すようです。
自分が受けてきた、先生の言うことをその通りにするレッスンをしたくないので
たくさんの質問をします。

まずは、答えが具体的で答えやすいもの
この曲の出だしの部分と同じところがあと二つ
どこにある?

一番高い音は何?

こういうのは、あれ、これと言って指させばいいので、
答えやすい。

それができたら、「ここのフレーズはどんな感じがした」というような
自分で答えを作る質問。

最終的には、「この曲はどんな感じに弾きたい?」まで
質問できるようになります。

どんな感じ、というのは抽象的なことだし、
なれないとなかなか言葉で表現するのは難しいようです。

これには正解がないので、
わたしと正反対の、楽しそうに⇔さびしそうに という答えが返ってきたり。

その通りに弾いてもらって、おかしくなければ生徒さんの意見を尊重。

あやかちゃんも、
「ここの部分が一番難しかった。片手しかできない。
ここからここまでは大丈夫」と言えるようになりました。

自分で問題意識を持って練習するのは、効果的ですからね。
いい感じです。

今週は、練習量も多く、明らかに曲がよくなっていました。
こういうのを見ると、「学校。学堂があるときは、目いっぱいなんだなあ」
気持ちはあっても練習がたくさんはできないのがよく分かります。

美音ちゃんのレッスン。

美音ちゃんも、最近ひとりでレッスンするようになりました。
まだレッスン開始から半年足らずで、小学1年生ですが
物おじしないので大丈夫です。

力持ちなので、なんでも力いっぱい弾いてしまいます。
手の筋肉ができてないので、もう少しやさしくね、というんですが・・。
感覚が分かるのには時間がかかります。

美音ちゃんから、今まで使っていなかったプレピアノランド2を使い始めました。

わたしがマスターコースを受けて、使い方を学んだからです。
2巻は手のフォームやタッチポイントを中心に学ぶので、
ぜひ全員したほうがいいなと感じています。

子供たちは、そうしたくてへこんだ指で弾くのではないんです。
やり方が分からないし、やってもうまくいかないから。

それに、曲の中で音を読み、高さ、リズムを注意して
さらに指の形まで気持ちがいきません。

集中してフォームを練習する時間が必要だな、と思います