発表会に出ると、ピアノが上手になるの?

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです

ピアノだけでなく、多くの習い事には「発表会」があります
長くピアノを続けている人にとっては
当たり前の年中行事のようです

そもそも、なぜ「発表会」をするのでしょうか。

1.それまでに身についたスキルを全部使って、少し難しめの曲をひく

何か月、何年かのレッスンや練習で、
いろいろなスキルを身につけました。

手の形や指の使い方、
指番号、姿勢、楽譜の読み。

リズムも、4分音符、2音符から、だんだん複雑なものへ・・。

今持っている力をすべて使って、
ぎりぎり弾けるくらいの曲に挑戦します。

2.じっくり弾きこんで完成度を高める

普段は、私は曲の7.8割弾けたら〇にします。
ひとつの曲にこだわって、完璧に仕上げるより、
たくさんの曲をどんどんこなしたほうがいい。

譜読みの力も、演奏力もつきます。

発表会では、曲のレベルが高い、長いというのもあり、
1~2か月かけて弾きこみます。

曲の構成、曲想も、より深く学びます。

ひとに披露するからこそ、
曲の完成度を100%目指します。

3.日ごろの努力とその成果を、家族に知ってもらう

毎日の練習、孤独なものです。
知っているのはおかあさんくらいで、
中には一人の時に練習しているから、誰も様子を知らないことも。

発表会には、家族やお友達に頑張った成果を披露して、
「よく練習したね。すごいね」
「前回の発表会よりも、もっと大きな曲だったね」

と、認めてもらいます。

身近な人に日ごろの努力を認めてもらう。
とても大切で、ピアノを続けていく大きな力になります。

4.人前で弾いて自信をつける

今年のサマーコンサートでは、

初めて参加する生徒さんがたくさんいます。

なかでも、そらちゃん、かいりくん、ふぁなちゃんには
かなり難しい曲を選びました

そらちゃん
そらちゃん
かいりくん
かいりくん
ふぁなちゃん
ふぁなちゃん

本来なら、初めての発表会では弾かないような。

思い切った理由は、
「毎日よく練習している」

連絡帳の練習の記録に、〇がずらっと並んでいます。

✖がついているのは、具合が悪いかお出かけした時だけ。
ピアノが好きだから、と言っても
なかなかできないことです。

毎日こつこつ練習したら、
1年前後でここまで弾けるんだ、ということを
生徒さん自身にも、周囲にも実感してもらえると思います。