アルペジオの弾き方 葛飾区ピアノ教室

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです

今日は大人のレッスン、ともみさんから。
ハノンの、20番までを2周終わり、音階もひと通り終了
毎週がんばってレッスンに来てくださる成果ですね。

今は、アルペジオです。
1回聞いて、ミスもないし、音もそろって弾いている。
合格でいいかな、と思ったのですが、なんか引っかかる。

「すみませんが、もう一度弾いてください。」
「今度は左だけ、ゆーっくり」
3回繰り返して、やっと何が引っかかるかわかりました。

ともみさんの指が、引っかかりそうだったんです。

アルペジオは、分散和音というように
ドミソドミソドと上がっていって、
ドソミドソミドと下がります。
この時に指が3と1,4と1とくぐります。

たとえていうと、4の指がトンネル、1の指がくぐる車です

ともみさんは、1の指の角度があって、立ち気味なんですね。
それだったら、4の指もたたせて、ピアの鍵盤の上のトンネルを高くすればいいのです。
ピアノアルペジオ1

ピアノアルペジオ2

 

 

 

 

 

 

トンネルが高い                 トンネルが低い

 

それが、4の指の角度が足りなくて、トンネルが低いのに、
背の高いまま1の指をくぐらせようとしてたのです。

とりあえず、1の指も4の指も少し平らにして、
「低いトンネルに車高の低い車」にしました。
引っかからず、スムーズな流れになりました。

ある程度手の大きな大人なら、
指を立て気味にして「高いトンネルに高い車」で弾いてもいいと思います。
指の動きがスムーズで、手ががっくんがっくん上下しなければ。

音階とアルペジオは、ピアノの基本中の基本
曲の中にもたくさん出てきます。
体に染みつくまで、マスターできるといいですね。