こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ピアノのレッスンを始めるのは、小学校入学前の子が多いです。
でも最近は、送り迎えをできる大人がいないので、
自分で通える年齢になってから始める生徒さんが増えました。
大きくなってくると、お子さんの練習環境も変わります
ピアノに興味を持って、幼稚園の先生になりたくて、
動機は様々ですが、はじめは一生懸命練習します。
年齢が小さいのでご家庭の応援も多く、
連絡帳の、練習の様子も、
毎日丸がついています。
だいたい、週4日以上は練習してきます。
課題もまだやさしいし、幼児ほど音感、リズム感がつきやすいので
教本もどんどん進みます。
〇がつくともらえるごほうびシールも、
貼るのが大変なくらい、たくさん合格します。
レッスン歴を重ね、学校の学年が進むと、
教則本、曲ともに1つの課題が長くなります。
下校も遅くなり、ピアノの練習時間を確保するのも大変です。
ピアノを長く続ける子は、この先で決まってきます。
幼児の時とはこれだけ条件が違うのに、
ご家庭では、「小さい頃はあんなにどんどん進んでたのに、
最近同じ曲ばっかり弾いてるじゃない。
あまり練習もしてないし、もうピアノのレッスンはやめなさい」
小学校高学年になって、
幼児のころと同じようにはできないのが当たり前です。
それでも時間を見つけて、週2回でも3回でも練習している。
こちらをほめてあげてほしいです。
もし、家でまったく練習できてなくても、
毎週休まずレッスンに通っていることを
認めてあげてほしいと思います。
ゆめピアノ教室の生徒さんで、一番長く通った日奈ちゃんは13年間です。
小学生のころから、そんなにたくさん練習してくる
お子さんではありませんでしたが、
とにかく休みませんでした。
体調が悪くお休みするときは、必ず自分で
連絡してきました。
本人がピアノをやめるというまで続けさせる
お母様は、「辞めてしまったらそれで終わり。
レッスンを続けていれば、少しはピアノに触れる。
本人がピアノをやめる、と言い出すまでは、
つづけさせるつもりです」
ちなみに日奈ちゃんは、ダンスもずっと続けたそうです。
ピアノをお子さんにずっと続けてほしいご家庭の方、
年齢とともに変化しても、子どもさんはピアノのレッスンに頑張って通っています
暖かく見守ってくださればうれしいです。