ねこたちと 私

葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

今日はピアノから少し離れて、ねこのおはなし。

ちなみに、レッスン室には一切、猫は近づけませんので、ご安心ください。

 

 

うちには3匹の猫がいます。

今までに5匹を保護主さんから引き取り、

1匹は次男の家に、もう1匹はほかの里親さん宅へ。

 

すべて、いろいろな経緯で保護された猫たちです。

ペットショップで購入したことは1度もないし、これからも絶対にしません。

 

教室の近所にコジマが2軒あります。

かわいらしい子猫や子犬がたくさん。

 

一緒に連れて帰りたい。

 

気持ちはとてもよくわかります。

 

 

でも・・・

ペットの生体販売について、ご存じでしょうか。

売り物になる子猫を生産するために

繁殖用の雌猫がいます。

 

2歳にもならないうちに出産させられ、

数年間、ただ生むだけの道具に。

4歳ー5歳くらいで お仕事終了で 放棄

そうして名古屋からやってきた Cちゃん

 

2児のママでした

 

子育てもできず引き離され、子猫は商品になります。

 

商品になればいい方で、

ちょっと目が 左右バランスが悪い

柄がかわいくない

ちょうど販売される子猫の時期に、

たまたま風邪をひいて時期を逃した

猫エイズなど、買うには全く問題のない病気を持っていた・・

 

 

このような理由で、「放棄」される猫がたくさんいます。

 

さらに ブリーダーの中には、

どんどん出産させておいて、突然放棄してしまう人がいます。

去年私がかかわった埼玉県では、1か所で50匹。

可愛いスコティッシュホールド、ペルシャ猫、マンチカン…。

 

保護してくださったKさんのお宅に伺って、

Aちゃんを引き取りました。

でも、ほかの51匹は諦めなければなりません。

 

 

どんなにシェルターや保護団体の人が頑張って

保護したり

野良になってしまった猫を捕獲して、不妊手術を受けさせても・・

 

片方で、簡単に捨てたり、商売で増やしたり・・・

むなしくなってしまいます。

 

一度 家に迎えたら終生面倒を見る

どうしても難しくなった場合、必ず新しい飼い主に引き継ぐ。

 

それだけでなく、

生体販売の問題は、法改正しない限り よくなりません。

 

ペットショップにいる可愛い1匹の子猫。

その後ろに、多くの放棄ネコがいることを知ってほしいです。

 

私とお付き合いいただいている生徒さん、ご家族。

いろいろな考え方があるのは承知しております。

ネコとの生活を考えるなら、

もう1匹増やすなら

 

保護猫さんを1回、検討してください。

 

きちんとした保護主さん、シェルターを責任もってご紹介します。

いわゆるブランドネコも、 保護されています。

 

洋服やゲームソフトを買うように、

簡単に、ショーウインドウから選ばないで・・。

 

心から願っています。

 

 

 

生き物に対する考え方には本当にさまざまあり、

家の中で閉じ込めて飼育することこそ、虐待だ、という方もいます。

そもそも 猫が嫌いという人がいるのもわかります。

 

そうした配慮から、猫に関する記事は

必要最低限にしてきました。

今後も変わりません。