やる気なしモードの日 おとなの対応方法

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

あおとくん(小2)のレッスンノート。

 

こないだはごめんなさい

 

…と書いてありますね。

 

「こないだ」というのは、前回のレッスン。

妹のまゆちゃんと、いとこのとらちゃんと一緒に

レッスンに来ているとらちゃんですが、

自分の番が来ても レッスンしたがりません。

 

ピアノはやめるとまで言い出しました。

 

お母さんに聞いても、特に今週変わったことはなかったとのこと。

結局その日はレッスンを短く切り上げて、

その分の時間をとらちゃんが使いました。

 

そんないきさつを思い出したのは、実はこの記事を書いている今。

レッスンノートを読んだときは

「こないだってなんだっけ」

 

 

それくらい私にとっては日常のことでした。

きっと あおとくんなりに反省もし、

お母さんからも 謝るように言われたのでしょう。

ピアノの練習には波があります

ピアノは長い期間続ける前提の習い事。

3年、5年、10年と続ける間には

やりたくない日だってあります。

カレンダー

 

以前、のぞみちゃんのおかあさんの言葉を紹介しました。

「いつも100%やる気のある状態ではないよね。

でも、そういう時は それなりに続けて

また、やる気満々の日が来たら

すごく頑張って練習すればいいよね」

 

 

何十年も練習を続けていて、

基本的にはピアノが好きな指導者たちだって、

いつも意欲的に練習できているかといえばそうは言えません。

 

子育てでピアノに集中できない時もあるし、

あまり好きじゃない曲の練習には、

だれでも あまりやる気がしないと思います。

 

自分がそうなのに、

生徒さんがたまに意欲のない日があっても、

それを責めることはできません。

 

あら~・・とは思いますが

 

少し気にするのは、

1回や2回、そういう日があるからといって、

レッスンをやめさせないでほしいな、ということです。

 

特に、子ども時代にピアノが好きで、

熱心に練習していた保護者の場合、

そういう だらだらした状態が許せない、というのはよくあります。

 

そんな風だったらやめちゃいなさい、と

言いたくなるのはわかります。

 

でも、ピアノに限らず、

私たち大人は、何年物長い期間、ずっとバリバリにやる気に満ち溢れて

仕事をしているでしょうか。

体調が悪い日も、気持ちがのらない時もあったはず。

 

ちょっとお疲れモードの生徒さんにも

少しだけ理解をしていただけたら嬉しいです。

(特に、運動会前の時期には多いです)