ピアノの練習に煮詰まったときの方法

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

ピアノレッスンをはじめて、数か月。

最初は新しいことをするわくわく感で

調子よく進んでいたのが、なんとな~く煮詰まる

 

そういう雰囲気が続いてやめてしまう、というお子さんの中には、

「ピアノらしい曲」とか、「クラシックの曲」にあまり興味がない、、ということもあります。

 

 

ピアノをこどもに習わせている家庭がすべて、クラシック音楽に関心があるとは限りません。

また、両親がよくクラシック音楽を聴くという環境でもないと思います。

ふれていない者には興味がないので、ある程度仕方がないかな、という気はします。

 

 

それでも、教則本で言うと両手が同時に別の動きをするようになる、8分音符が出てくるあたりで

嫌になってしまう。

 

こういう話を聞くと残念だなぁ、と思います。

そこからが、ピアノの面白くなるところなのに。

 

左右の手が別々の音の動きをするのは、楽器の中で鍵盤楽器くらいです。

其れが難しいのは当たり前ですが、

だから一人で、オールラウンドプレイヤーになれるんです。

 

 

大人になっても「ピアノが趣味です」と言えるように

レッスンで何をしたらいいか。

 

小学校中学年くらいからしているのが「コード奏」です。

 

1年に1回の面談で、今まで通りに練習時間が取れなくなった生徒さんに

左手の譜読みが楽になるよ、とコードの説明をします。

 

とはいえ、やってみないとわからないので、

次のレッスンから、即興演奏のテキストで、

短いメロディにコードをつけてもらいます。

 

たいていの生徒さんはこれが好き。

スラスラ弾くのが目的ではないので、

難しいところは私が弾いてしまいます。

 

生徒さんはコード(和音)を弾くことに専心して、

耳を澄まして、メロディーとあっているか確認します。

 

 

将来的に、グレードテストや保育ピアノで

伴奏付けにつながります。