壁を感じたとき どうしますか

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

ピアノのレッスンをしていて、

それまで順調だったのにあるところから、先に進めないことに気づいたり、

すごく難しく感じるようになる。

そんな経験があると思います。

 

ピアノの「壁」。

 

壁は人によって現れ方が違い、、現れる時期も違います。

視覚優位か、聴覚優位かによっても違うと思います。

 

レッスンを始めて3年の高学年の生徒さんのレッスンで、私が質問。

「最近、ちょっと苦労してるみたいね。今、壁だと思っている?」

 

生徒さんは、「壁に当たっていると思う」と答えてくれました。

 

 

練習は時間を決めてきちんとする子です。

ピアノを始めたのは早くないのですが、理解力はあり、

昨年までは順調に進んできました。

 

テクニック的に難しすぎるものをやっているのでもありませんし、無理もさせてないつもり。

 

 

ただ、本人によると、譜読みの時に一瞬わからなくなるときがあるということです。

おそらく、「暗譜してしまわないと弾けない」子なのだろうなと、

ここ半年レッスンをしてきて感じています。

 

本人はピアノが好きなのでレッスンはつらくないようです。

私の対処が間違っていると自己嫌悪に陥ってしまうだろうな、と思いました。

そこで、彼女に壁の話をしました、

 

「今、あなたが壁を感じているは、乗り越えられるもの」



「今後も、壁は出てくる」

 

「誰でも壁がある。時期はいろいろ」

 

 

そして、今の彼女の壁を乗り越えるための方法を提案しました。

一つは今まで弾いてきた曲をもう一度丁寧に練習してみる。

もう一つは、今レッスンしている曲を、超ゆっくり

メトロノームの数字で言うと半分ぐらいで弾いてみる。です

 

 

要するに、難易度を落としてみるということですね。

 

 

壁を乗り越えるのはいろいろ方法がありますが、

一緒にやってくれる先生がいるというのが大切かなと思います。