こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
今日は金曜日。ピアノ調律レッスンの日です。
調律師の仕事には調律と調整があります。
調律は、音の高さや音色、タッチなどを合わせる仕事。
調整は 鍵盤の高さを合わせたり、ハンマーや各部品の修理です。
今まで5か月間、音を合わせるだけを練習してきました。
今日から修理の勉強が始まります。
どちらかといえば、ピアニストにとって調律は近い世界。
普段音を聞いていますし、不具合があればすぐに感じます。
調律師さんに注文を付けたくなるのもこの部分。
練習していても、自分には向いているなと思えました。
先生からも1,5倍の速度で進んでいるとほめられました。
工房ではアップライトピアノで、自宅では自分のグランドピアノで練習。
まだ完璧に音程が合わせられないので、レッスン中に
あれ?
という顔をされてしまうことも。
こんな風に練習しています。
今日から始まる修理は未知の分野です。
以前に島村楽器のピアノ修理担当の女性がいらしたときにお話しました。
彼女は以前は家具の修理をしていたそうです。
どちらかというと、修理はそういった職人の仕事。
手先の器用な人に向いています。
耳の感覚はほとんど必要ないし
もちろん、ピアノを弾けなくてもいいのです。
私は、プリンの蓋もあけられないくらい手先が不器用。
そばに誰かがいればしてもらっちゃいます・・。
カッターなんて3年に1回くらいしか使いません。
無理やり鋏を使っています。
さあ、困りました。
今日からの修理のレッスン。
どうなることやら。