ピアノレッスンの内容と、健康への効果1

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

体験レッスンをするときに、アンケートを記入していただいてます。

「レッスンを受けるきっかけ、目的」のところに、

認知症の予防、と書かれる大人は多いです。

 

それだけ、手を動かすことがボケ防止になる、という情報が

浸透しているのでしょう。

 

 

ピアノレッスンで、どんな健康効果があるか、考えます。

 

楽曲演奏、指の練習の効果

・指をうごかしてピアノを演奏することでのが活性化し、

認知機能の低下をある程度遅らせる効果が期待できます。

・指の運動機能が向上

・関節が固くなることの予防

 

正しい指番号で弾くことの効果

右手は4、左は3 といわれて、ぱっと指を動かす。

回数を重ねるうちにスムーズにできるように。

人間の脳の中にはたくさんの神経細胞があります。

情報を伝えるために神経細胞をつなぐ役割をしているのがシナプスです

このシナプスが増え、脳の中のシナプスが密なほど

いろいろな能力が高まります。

 

3の指、という神経細胞に伝えるのは

最初のうちは時間がかかります。

 

何度もするうちに、脳の中でシナプスが作られ、指を素早く動かせるようになります。

 

加齢によってシナプスが減っていくのは仕方ないと考えられていました。

最近では、学習することによってシナプスも増えていくことが確認されているのです。

 

 

両手で弾く効果

大脳は、お椀のような半球が2つ合わさった球形になっています。

よくしられていますが、右手は左の大脳半球に、

左手は右の大脳半球に支配されています。

 

両手を使って弾くと、両方の大脳を働かせることができます。

ゆび

脳活性の程度は、片手奏と両手そうと同じでしょうか。

 

体感的には、両手で弾くほうがずっと大変で、

頭を使っている感じがしますね。

 

テレビの実験で、脳の血流量を測定しすると、

両手奏のほうが、片手奏よりもはるかに血流量が増加していました。

 

たとえ上手に弾けなくても、

両手奏の練習をすることで脳活性という大きな効果が期待できます。