こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
楽譜通りに音は並んでいるけれど、
なんだかだらだらと続いてそのまま終わってしまう。
こんな悩みがありますね。
それは、フレーズ感
文章でいうと、「、」や「。」を意識していない読み方なのです。
ピアノでも、息継ぎをしましょう
レッスンでよく、学校でする音読の話をします。
国語と音楽、共通点があります。
句読点があるということ。
文章は、流れの小さなまとまりが 、 で区切られ、
これがいくつか集まっ長い文章になって、。 で締めくくられています。
文章を音読していると、
読点 、 のところでブレスをします。
リズムができて、文章が生き生きとします。
音楽も同じ。
音楽でいう句読点は、曲を理解し、楽譜に書かれた音楽の流れを読み取ることです。
これを アナリーゼといいます。
たとえば かえるのうた で
かえ、るのう、たがーとうたってみましょう
すごくおかしいですよね。
文章では絶対にこんな風に読まないはず。
音楽でも同じ。
♩を読むことだけに集中していると
曲が途切れ途切れになってしまうことがあります。
それを聴いている人はなんだか気分が悪いです。
ピアノで演奏するときは、声で歌うのと同じように
ひと固まりを一息で弾けばいいんです。
これが音楽のフレーズです。
聴いていて気分の良い音楽は
きちんと句読点、つまりフレーズを意識して演奏されています。
テレビやユーチューブから流れている曲があったら、
ちょっと意識して聞いてみてください。
大好きな曲がどこでブレスをしているのか
親子で一緒に楽しんでみたらいかがでしょうか。
音楽、楽譜の中からフレーズを見つけるというと
難しく思いがちですが、
こんな風にゲームのように楽しんでみてはいかがでしょうか。
ぜんいちろうくん(小1)は
本当にフレーズの切れ目で息を吸ってひいていました。
「最初は、間が空きすぎちゃった」そうです。
音読と同じで慣れなので、
そのまま続けましょうね。