客観的な意見をいただくことの意義

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

ピアノレッスンに来ている生徒さんには
なるべく多くの人の意見を聞いてほしいと思っています。

ピアノステップやグレードでは、弾いた後いただく講評が大切。」

ステップに参加したMちゃん
3名の先生方からそれぞれ、Mちゃんについて書いていただいたことを読みながら、

「これは、私が普段Mちゃんの演奏に感じていることと同じだ」

と今回は実感しました。

彼女は、音がきれいな子です。
ですが、表情をやや抑え目にしている傾向がありました。
fで弾くと音が潰れてしまうことを、極端に恐れているのかもしれません。

今回は「牧歌」ですので、レガートでキレイにメロディを歌う、
という課題については、概ねよい評価をいただきました。

総合すると、
「言いたいことはわかるが、もう少し表現を出してもよいのでは」

ということです。

ピティナパスポート

私もレッスンでは時々そういう話は伝えていますが、
別の先生からも言っていただく、ということは大事です。

私がステップをおすすめしている理由はいろいろあります。
1つは、「普段レッスンを受けている先生ではない別の先生の、客観的な意見を聞くことができる」

講評は生徒の手にわたりますから、あまりにも独断と偏見でのコメントを書くことはできません。
(そういうコメントは見たことがありませんが)
とはいえ、短時間でポイントをおさえたコメントを出さなければ、
演奏者のためにならない。

一宮ステーション代表の石黒加須美先生から以前お話を聞いたことがあるのですが、アドバイザーのコメントはかなりいろいろなことを考えてお書きになるのだそうです。

今回も、Mちゃんの良い部分、今後の課題、両方が分かり、とても意義があったと思います。