こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
今、ゆめピアノには5組のきょうだいがいます。
ちなみに親子も2組。
きょうだいとは言っても別の人間なので、個性も違います。
暗譜が得意な妹、苦手なお姉ちゃん。
聴音が得意なお姉ちゃん、苦手な妹。
あいさつが上手な弟、そっけないお姉ちゃん。
たいていは、大きい子からレッスンを始めているので、きょうだいがレッスンを始めた時になんとなく比べてしまいます。
それは、体格や姿勢、手や指のかたちがそっくりなせいもあります。
例えばかいりくんとみりちゃん。
どちらも、ふつうに座ったときに状態がそっています。
たぶん、骨格や筋肉の付き方が似ているためだと思います。
でも、かいりくんは音楽的カンでどんどん弾き進めますが、みりちゃんはじっくり譜読みをします。
どちらがいいということはなく 速ければミスが多いとも言えます。
人間の能力として、「聴覚優位」と「視覚優位」があります。
見て覚えるか聞いて覚えるか。
かいりくんは聴覚優位で絶対音感もあります。
みりちゃんは完全に視覚優位です。なので、譜読みが丁寧なんですね。
レッスン中の注意も、全く違います。
かいりくんは上手に弾くのですが、機械的になりがちなので見本を弾いて、より音楽的に。
みりちゃんは曲想をつけるのはとても上手なので、なるべくそのままを生かして。
姿勢や手のフォームは、形が似ているので注意することも似てきます。
ふたりとも、上体が鍵盤に近くなりがち。
きょうだいのレッスンは、お互いのレッスン中待っています。
本を読んだり宿題をしているけど、なんとなくレッスンの様子が耳に入っているはず。
それがまた、自分の練習にも役に立つと思います。
レベルとして可能になったら、連弾もたくさん経験させたいと思います。