本番に向けて、ピアノの楽譜を加工する方法

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

この曲をひきたいのに、全然うまくいかない。
発表会やグレード、合唱コンクールまでに仕上げないといけないのに…。

こんな時、まず何をしたらいいでしょう。

そもそも曲のレベルがあっていない、というのはこの際言わないことにして。

楽譜を拡大する

まずは、ピアノの練習以前の、難しくしている原因を減らします。
例えば楽譜が小さければ、拡大コピーをする。

最近は、著作権の問題で楽譜のコピーを躊躇するかもしれませんが、自分が購入した楽譜を自分が使うためにコピーしてもなんの問題もありません。

 

小さい楽譜は見にくいです。音間違いの原因にもなります。
和音などの場合、どれにシャープがついているのかよくわからない。

特に歌の伴奏楽譜の場合、歌の部分をメインに書かれていて、歌詞もあるので音符が小さくなります。
迷わず拡大してしまいましょう。

 

本番もそのまま使ってもいいし、見た目が悪いと思えば、本番は元の楽譜を使えばいいのです。
しっかり譜読みができていれば、小さくても使えるはず。

 

楽譜の譜めくりをなくす

 

譜めくりがある場合。
本番で、誰かがめくってくれるとしても、練習時に煩わしいですよね。
おなじところで止まる癖もついてしまいます。

ピアノ楽譜
これもコピーを取って、横につなげてしまう。
ただずらすだけなら、休符の時にできるでしょう。

 

音符に仮名を振る

加線の多い楽譜、たくさんの和音、そういう時は仮名を振りましょう。

常時仮名を振るのは、譜読みの力をつけるためによくありません。
でも、本番の1曲です。

少しでも簡単に弾ける方法を取りましょう。

こうやって、楽譜にひと手間加えることで、かなり楽譜を読むハードルが低くなるはずです。
今すぐ、やってみましょう。