こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
珍しく大人のレッスンが続きました。
美津子さんのレッスン。
ジブリの曲の中からもののけ姫。
こども用の やさしめの編曲を選びました。
手が小さい生徒さんは、こどもの楽譜を選ぶのがおすすめです。
大人用のものはオクターブが普通に届く前提で編曲されてます。
結局届かなくて音を抜くくらいなら、初めから小さな手のための楽譜を選ぶ。
例えば、バルトークの子供のために。
タイトル通り、子供の手に合った曲作りで、オクターブはほとんどありません。
後半になると難易度的にはかなり難しくなります。
山岡さんのレッスン。
美津子さんとは逆に手も体格も大きい山岡さんは、オクターブ練習も楽々です。
今回は、有名なのにやったことがなかったから、と、エルメンライヒの紡ぎ歌です。
糸をくるくる紡ぐリズムが、左手の ファ、ド、ファ、ドというスタッカートで表現されています。
電子ピアノでの練習が向かないテクニックの一つがスタッカート。
短く跳ねるためには、強い力で落とさないといけません。
アコースティックのピアノで言うとノンレガートのような感じになってしまうのです。
山岡さんは手の重みもしっかり生かして上手なスタッカートをしています。
かわいらしい曲も上手ですが、力があるのでもっと大きい曲に挑戦してほしいなと思います。
りささんのレッスン。
大好きなバッハのコラールは、私がもうお手上げなので自分のレッスンのときに先生に聞いてくることにしました。
次に選んだのがドビュッシーのアラベスク1番。
以前弾いたことがあるようで、かなり昔の楽譜をお持ちです。
左手が8分音符、右が3連符のテーマでまずつまずく人が多いのですが、
器用に合わせています。
テンポを上げればもっとしっくりくるでしょう。
音やリズムの間違いがない譜読みです。
きちんと弾いているのはよいのですが、もう少し揺らいだ漢字や、テンポも自由があってもいい感じです。
古典が好きでよく弾いているので、ドビュッシーのような近代ものを弾くときは、切り替えが必要ですね。