こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
おとなの初心者が、保育士としてのピアノをひけるようになるには。
子供のうたをたくさん弾けるようになる。
保育系大学、専門学校が、バイエルを使っているのはそのためです。
ひと世代前までは、ピアノ導入教材といえばバイエルでした。
いまでも、大人がピアノ経験を語るとき、
「ピアノ習ったけど、バイエルまででやめた」という言い方をしますね。
日本にまだ、それほど教材がなかったことが理由です。
日本人は手先が器用なため
はじめから、指の動きが多いバイエルはなじんだのでしょう。
ヨーロッパやアメリカでは、あまり使われていません。
保育のピアノ練習に適しているのは、
右手がメロディ、左が分散和音の形式の曲が多いこと、
シャープ、フラットの少ない調性が多いことです。
全曲やらなくても、そういう形の曲と
音階練習だけでもいいと思います。
ヘ音記号が出てくる50番あたりから、
易しい童謡を弾き始めます。
よくつかわれている「こどものうた100」の楽譜は、
1曲に簡易ばんそう、本格的なものの2種類載っています。
簡易ばんそうの方なら、いろいろ選べるはず。
曲に迷ったら、保育士試験の過去問題から選ぶといいと思います
今年が、かたつむりとお化けなんかないさでした。
2曲のうち、1曲がやさしいので、そちらを弾くといいですね。
必ず、歌も歌ったほうがいいです。
テンポは、実際子どもが歌える速さまで頑張るのが理想です。