いい音を出したい ピアノ連弾での気づき

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

サマコン(サマーコンサート、ピアノ発表会)に向けて、連弾のあわせ練習が始まっています。
昨日紹介したよしひろくん(小4)、かいりくん(小5)。

おうちの方に様子をお知らせすると、ふたりの感想をお母さんがメールしてくださいました。

よしひろくん

よしひろくん
かいりくんは、自分が間違えたときに待ってくれてた。
自分は、待つと分からなくなるから待てなかった とのことでした。

 

かいりくんの演奏に刺激されたのか、
今日から毎日練習する!!!
と言ってました。

・・・自分が間違えた時、相手が待ってくれているのがわかたんですね。
それが成長です。

弾くのに精いっぱいの時、音が聞けないときは、気が付かなかったんですよ。

 

 

かいりくん

あまり合わなかったので、本番までにもう少し合わせて、本番ではしっかり弾けるようにしたい。
合わせるために練習をいっぱいして間違えないようにする。

和音をスタッカートではなく、テヌートで伴奏していい音を出したい。
とのことです。

 

きっとソロ曲よりも、お友だちとの連弾の方が学びも多いですね。
楽しみにしています。

 

いい音を出したい

・・・「いい音を出したい」

この一言はすごいこと。

いい音を出す。よく聞けばできますよ。

 

かいりくんは「合わせるために練習をいっぱいして間違えないように」といってます。
確かにそれも必要ですが、もう十分弾けていますよ。

ブルグミュラーなどの曲に入って、テクニックはずいぶんついてきました。
連弾では、全体の音をよく聞いてみたら、きっといい音でひけるはず。

 

 

 

私自身も講師演奏でゲストの村田さんと連弾をします。

あわせ練習も1年くらいしていますが、いまだに村田さんから

「ここはバランス悪くない?ここは機械的になってない?なんか走ってない?」

と指摘されます。

 

どれも、聞こえていないんですね。
私も自分の音しか聞こえていない。

 

 

アンサンブルで、全体の音を聴く。
一緒に頑張りましょう。