生徒さんのピアノレッスンでの成長 保護者と分かち合う

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

先日、年長さんになったばかりの生徒さんが久々にお父様と一緒に来られて、
そのお父様は、レッスンの成り行きをじっと後ろでご覧になって、ふともらされた言葉です。

 

 

「なんとなく弾けているけど、ちゃんと身についてわかって弾いているでしょうか?」

習い始めて1年半くらい経ちますが、
この位の時期にそう言われること、多いですね。

父子

お父様の場合はお子さんの日頃の練習に立ち会えないことが多いので、
どうなのかなあ・・・と思われるのは、正直な感想だと思います。

 

発表会などでひとつの曲を長い時間をかけてたくさん練習して弾けるようになったとき、

「ああ、出来るようになったんだなあ・・・」

と実感されることは多いのですが、

 

 

日頃のレッスンの中での課題をこなす時、リズム打ち、音名読みなど、弾くための個々の
細かい課程を見て、なかなかその成長がわかりにくいようです。

 

 

 

でも、あるときふと、ピアノの音がいつもよりきれいな音で弾けていたり、
歌う音程がピアノとぴったり合っていたり、おや?いいね!と思う瞬間があります。

 

 

そんな時、
「あれ、今の音、すごく良かった!
きれいな音で弾けたね!」

「ピアノの音と歌声がきれいにあっていたよ」

「指の形が自然にきれいになってきたね」

 

などとほめて、その笑顔を保護者にも向けると、

ああ、そうなのかなあ・・・とちょっとうれしそうに納得されたお顔をされています。

 

 

小さいお子さんには、良かったことをもう一回反復させて、しっかり身体で認識させ、

保護者には、その瞬間をしっかり見て、お子さんの成長をレッスンの現場で感じて頂けたら・・・と思っております。