こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ことねちゃん(年中)のレッスンをしました。
最近、うれしい変化がありました。
ピアノレッスンらしく、積極的に歌ったり弾いたりできるようになったのです。
ことねちゃんがレッスンを始めたのは1年前。
もうすぐ年中さんになるというときでした。
お話しはよくわかってくれるし、女の子は一般的に男の子よりしっかりしているので、
普通にレッスンできるだろうと思いました。
でも、ことねちゃんは、いつもダラダラ、嫌嫌な態度。
だからといって本当にピアノが嫌いなわけではない。
これうたってみよう、といっても「え~」
リズムをたたくよ、といっても「え~」
後ろで見ているお母さんも、じれったい気持ちでいました。
伺ってみると、ほかの習い事でも同じような態度だそう。
小学生なら、迷わず叱るし、厳しい態度で接するところ。
でも、まだ小さいし、ピアノを始めたばかり…。
何度かお母さんとも相談しましたが、「まだ数か月しかたっていないので」と続ける意向。
半年を過ぎたところで、まだメニューは残っていたのですが、ピアノを弾くレッスンも始めました。
このころから、すこしずつことねちゃんが変わってきました。
30分のうち、半分くらいは楽しくレッスンできるように…。
そして1年。
お母さんは、レッスン室から出て廊下で待っています。
ことねちゃんはレッスンの全部の時間を、楽しそうに(できないところはちょっとムキになって)取り組んでいます。
こうなるまで1年。
素晴らしかったのは、お母さんがあきらめなかったこと。
この1年を待てずに辞めてしまう方もいるのです・・。
それに、ことねちゃんも、だらだらしつつもやめるとは言わなかったこと。
ひとつ壁を越えた感じがします。
今後も、いくつも壁が待っているでしょうが、最初の大きな壁を突破したことねちゃん。
きっと突き進んでいけるでしょう。
レッスン1年おめでとう。
よく頑張ったね。