ピアノレッスンでは おうちよりハードルを上げて

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

えみりちゃん(4歳)のレッスン。

レッスンの始めに時事ネタ(というほどではありませんが)で少しお話しします。
今週は今年の初レッスンなので、お正月に何をしたか、お持ちは食べたか、まるか四角か。

えみりちゃんは四角いお餅を食べたそう。

 

レッスンノートに「ほかの曲は指をさせばできたが、ワルツはうまくできませんでした」
お母さんの記入です。

これは、楽譜をさしてあげれば弾くことができた、ということです。

おうちで行った通りレッスンでも確認。
しっかりできているのでハードルを上げます。

宿題の曲すべてで、指さしなしで一人でひく。
えみりちゃんは上手にできました。

おうちでの練習の成果ですね。
レッスンでは集中しているというのもあると思います。

 

ミュージックデータや、私が弾く伴奏ともぴったり。
これは、おうちでもデータを使って練習しているおかげです。

この繰り返しでしっかりした拍子感、テンポ感、リズム感が育っていきます。

 

 

みさきちゃん(小1)のレッスン。

みさきちゃん グレード合格
3月のピティナステップに向けて練習中。

ブルグミュラーのせきれいを課題曲にしました。
みさきちゃんの力からすると、ちょっと背伸びしています。

時々休符を無視したり、楽譜をとばして弾いたり。

細かく見ていないんですね。

 

このあたりは難しいところだと思います。

 

楽譜は、一音一音じっくり読んでいては間に合わないし曲になりません。
本を音読するときの、「ほ ん を お ん ど く す る」のようになってしまいます。

 

模様のように、固まりで読んでいくのですが、そうすると今度は休符を抜かしがちです。

これを克服するには、王道はありません。
少しやさしめのたくさんの曲を譜読みして間違えては直す、これの繰り返しです。

 

そのうち「休符には注意しなきゃ」「音符以外のスラースタッカート、強弱も見なきゃ」と経験していくのです。

みさきちゃんはすでに、4冊のピアノ教本を毎週練習しています。
(スケール、ピアノランドテクニック、プレインベンション、ブルグミュラー)

量的には十分なので、あとは注意するポイントを覚えて気にしながら譜読みしてくれたら、と思っています。