合唱コンクールのピアノ伴奏 ポイントは?

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

中学、高校は、そろそろ合唱コンクールの時期です。
今練習に励んでいる方も多いはず。

先日、伴奏を引き受けたあゆみさんが、レッスンを始めました。
合唱コンクールまでは、週2回はレッスンしたいとのこと。

 

お話を伺うと、小さい時に5年ほど、ピアノを習っていたそう。
早速曲をひいてもらいましたが、譜読みはあまり問題がなさそうです。

バランスが悪く、右手の和音だけが目立ってしまう。

 

 

ちょうど最近、研究会の先生がおっしゃっていたのは、

「本来、合唱の伴奏はオーケストラが担うといいようにできている。
左手のバスは、ベースがしっかり支え、パーカッションがしっかりリズムを刻み(ピアノでは、右手の和音がこれをしてます)
弦楽器が和音を担当。」

そうなんですね。
だから、普通にピアノを弾いている感覚ではなく、かなりしっかり左手がバスを弾く。

右手の和音は、リズムを刻むために何回も連打します。
ペダルを踏んでいることもあり、音量が増幅してしまうので、軽く弾いてちょうどいいのです。

合唱

上手な伴奏だと、合唱と一体になって盛り上がっていきます。
ピアノそのものがすごく上手でもなかなかそうはならないので、
ユーチューブなどで、たくさん合唱を聞いてみるのもおすすめです。

実は、合唱コンクールの伴奏をレッスンするのはこれが初めて。とてもうれしいです。

体験レッスンにいらっしゃる方にお話しする、私の目標の一つが
「合唱コンクールで伴奏ができるくらいに」

歌と一体になって、本番を迎えられるように頑張りましょう。