変形した指でも 工夫してピアノを弾く方法

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

「以前、薬指を骨折してしまい、曲がってくっついてしまいました。
それ以来、薬指が関係する細かい動きが苦手です。」と

こんな悩みをうかがいました。

実はこういった悩み、意外と多いです。
バレーボールやバスケットボールで突き指して、というのが一番多いのですが、
関節から内側に曲がっている…。
疑問

けがしたわけではないけれど、もともと関節が柔らかく小さい時に間違ったフォームぺピアノを弾いていて、
小指が内側に曲がっている人は、割と頻繁に見ます。

ピアノを弾くのに、なにかと不便があるが、どうするか。

まずは、指使いを工夫する。
5の指が曲がっていて、3-5で細かい動きをするとき、3-4に変えてみる。

5でなければ弾けないときは、力が入っていないか点検。

椅子から立って弾いてみると、力は抜けます。
その感覚をよく覚えておいて、座って弾いてみる。

指の変形に寒けなく、力が入っていると指は動きにくくなります。

音の数が多い和音で、全部がつかめない。
音を減らせばよいのです。

どの音を減らすのかはひとつづつ試してみて。響きの影響が少ないものを選びます。
旋律を担当している音は、もちろん残します。

あとの細かい工夫は、指の状態や手の大きさにもよりますから、レッスンで「隠れ技」を教えていただくのがいいと思います。

私も自分がレッスンに行って、全く思いつかなかった技を教わることが良くあります。