ピアノ練習あるある 藤 拓弘さん

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

藤 拓弘さんをご存知ですか?

レッスン手帳を作られている先生なので、楽器店で見かけることがあるかもしれません
以前、ゆめピアノがまだ生徒さんが少ないころ、いらしていただいてコンサルを受けました。

そのあと、主宰されたセミナーにも参加しています

ブログをお書きなのですが、今日読んだ内容があまりにも面白かったので、ご紹介します

出典 リーラムジカ ブログより

私も小さい頃からピアノをやってきましたが、
練習に関してはとてつもなく熱心な時期と、

そうでない時があったように思います(笑)

それらを振り返ってみて、もしかして皆様にも
「そうそう!」と思っていただけるものもあるのでは、

(いえ、多分ひとつも無いとは思いますが…)

そんなことを思いつつ、今回の記事を書いてみます。

お気軽にお読み頂けたら嬉しいです。

ピアノの練習あるある「小学校下校時・編」

●学校から帰ってきたら即練習が強制ルーティン

●練習が終わらないと遊びに行けない(私の場合は野球)

●友達が家の前で待っていてくれる時間はそう長くない

●そこに友情はないのかと初めての黒い感情を味わう

●クオリティというより回数メイン

●弾きながら頭ではすでに公園にチェックイン

●規定回数をこなして晴れてバットを手に家を飛び出す毎日

ピアノの練習あるある「母親・編」

●新しい曲が渡されると楽譜に開始日を筆圧高めで記入

●気配を感じて振り向くと扉の隙間からビデオの隠し撮り

●ハノンを録画してどうすんだと憤りを通り越して諦めの境地

●通常、隣の部屋で聞き耳を立てている(テレビのボリューム小)

●ピアノの音が聴こえなくなると咳払い(やや大きめ)

●それでも静寂が続くとスリッパを高らかに鳴らして歩く

●ピアノが再開されると足音柔らかに去っていく…

●とりあえず音が鳴っていれば親は安心すると気づく

●そのうち左手で弾き、右手で漫画のマルチタスクをマスター

●スタッカートのタイミングで瞬時にページをめくる小技

●そして弾きながらもう片方の親指だけでページをめくる大技へ

●たいてい同じパッセージのヘビーローテーション

●そのときだけは母親が素人であることに感謝する

●死ぬほど眠いときは「スリッパが近づくまで…」と覚悟を決める

●最後には寝ながら指を動かすという奥義を身につける

ピアノの練習あるある「父親・編」

●仕事から帰宅した父親が突然「あれ弾いてくれ」の無茶振り

●(あれじゃわかんないから)とソフト無視でリズム練習継続

●「あれよ、愛情物語!」と妙な笑顔でしつこく食い下がる父親

●「そんな曲ないから」と一蹴すると寂しげな顔で扉を閉める…

●それが映画のタイトルでショパンのノクターンだと後に判明

●ちょっと心が痛んだので冒頭弾いてあげたら極上の笑み

●以降、帰宅すると調子に乗って「あれ」リクエスト頻発

●4小節目まで聴けば満足して退出するのが有り難い

ピアノの練習あるある「兄弟・編」

●誰かが弾いているときだけ完全オフで心安らぐ

●ピアノの取り合いはあまり起こらない

●兄妹で楽譜を使いまわすとどのマルが自分宛てか不明

●数年するとハノンが崩壊してくる

●兄妹がやってる曲が妙にいい曲に聴こえる

●妹が難なく出す天然脱力音に嫉妬する

ピアノの練習あるある「環境・編」

●アップライトピアノの上に怪しげな日本人形がある

●昨日より髪の毛が伸びてないかチェックするのが日課

●発表会でもらった造花が毎年増える

●東北の冬の鍵盤は氷よりも冷たい

●手の体温をすべて鍵盤に持っていかれる

●弾けなくて怒り狂ったときに付けた椅子の傷が思い出

●調律をした日だけやる気が倍増

●弦が切れた音に心臓が止まりそうになりながらも妙な勝った感

ピアノの練習あるある「レッスン通い・編」

●教室になぜかコロコロコミックが置いてある

●しかもいつも最新刊

●誰のチョイスだったのか聞きそびれたのが今になって悔しい

●レッスン帰りはお米屋さんのガチャガチャに直行

●毎週のモチベーションはキンケシが握っていた件

ピアノの練習あるある「あの頃振り返り・編」

●あの時代があって、今の自分がある

●辛いときもピアノと音楽が救ってくれた

●誰かに裏切られてもピアノだけは裏切らなかった

●嬉しいときも悲しいときも、いつもピアノがあった

●努力、継続力、集中力はピアノがくれた人生最大の宝物

●ピアノを続けさせてくれた両親に感謝

●おかげで「愛情物語」はいつでも演奏可能

●ピアノの音がうるさくても嫌な顔一つしなかった兄妹に感謝

●子どものころには感じられなかった、ピアノへの「ありがとう」の気持ち

●自分がピアノから教えてもらったことを、今度は子ども達に伝えるのが私の使命

●やっぱりピアノをやってきてよかったと本当に思う


●そしてピアノに、ありがとう。