弾けないところをひけるようにする近道は? 自分で理由を分析

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです

作詞家 万城さんのレッスン。
万城先生
モーツアルトのソナタ 「トルコ行進曲付き」の、第1楽章から。
ピアノ悠々塾の楽譜なので、やさしくアレンジされています。

3拍子で、日本人のDNAにはワルツを踊る歴史がなく、のりにくいはず…
実際、最初に大人が拍子、リズムでつまずくのは3拍子

でもさすがは万城先生。
むしろノリノリで弾いていきます。

やはり音楽の仕事をなさっているだけあって、ピアノの技術は初心者ですが拍子感はプロ。

この今日は、最後の2小節が難所なのです。
「右手が下がっていくのに、左手は同じ音が続くから難しいんだね。」と分析。

そのとおりで、並行して下がるか  ↘・・右
↘・・左

反行して 右が下がって左が上がれば   ↘・・右
↖・・左

指の動きからして、弾きやすいのですよね。

こちらが質問しなくても「できない理由」を自分で見つけることは、上達のカギのひとつ。

弾きにくいところは少し立ち止まりつつ、最後まで弾けるようになりました。

ここまでくると、後は「立ち止まってしまう個所」をゆっくり反復連取です。
練習方法は、ゆっくり、スタッカート、逆にスタッカートのところをレガート、ですね。

アルペジオは和音に。

そのやり方まではお手伝いして、反復練習は自分で頑張ってもらうしかありません。
先生ができるのはここまで。

練習するのは生徒さん自身です。
ただ、やり方が間違っていたり、効率が悪い方法だったりすることが多いので、
一番早く楽に弾けるようになる方法をお伝えしています。