発声練習の「ドレミファソファミレドー、じゃーん」の秘密

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです

万城さんの面談をしました。
9年くらい前から、断続的に出張レッスンをしています。
3年ほど休んだ後、今年初めから再開。

というのも、万城さんの年賀状、、毎年「ピアノも気になっています。」「ピアノ、復活したいです」と書かれていて。

それで一回復活したものの、仕事でキャンセルになる事が続いて中断していました。

今回は9か月続いています。
万城先生

「ここまでレッスンしてきた感想や、やりたいことを」とたずねると

少しずつだが、指が動くようになった。
弾き語りをやりたいが、実際やってみると難しくてできない。
今やっているように、まずは基礎をしっかりやりたい。

ということは、理路整然とお話しされました。

今年も30人以上面談をしましたが、ここまでまとまった話をされた方はいません。
もちろん。面談は面接試験じゃないし、日頃思っていることをそのままお話しいただけばいいのです。

万城さんは作詞家で、音楽事務所の経営者でもあり、やはりちがうなあ・・・と実感しました。

ギターが弾けることもあって、コードネームにすごく関心もあります。

また、弾き語りといっても
・ピアノではメロディーをひかず、コードだけをひく。左手がバス、右手が和音
それにメロディとして歌う。

・右手でメロディを弾き、左手で主に和音をひく。
歌うとき、ピアノでメロディを弾いているので音が取りやすい。
保育士さんが幼児の歌をひくときは、この形

の二つあります。

万城さんのやりたいのは、右でメロディーをひくパターン

さらに・・・・
「歌の合間におかず的なものがないと間が抜けている、でもそれは難しいので弾けない」

さすがに!!演歌の作詞家さんです。

歌の合間に「チャラららーん」と入る合いの手がないと、つまらないんですよね。

とりあえずはコードをひとつづつ覚えよう、ということでこんなのを見つけました。
(出典ミュージシャンクラウド)

これを一通りレッスンしたところ、、
「発声練習でピアニストがよくこれを弾いていて、すごいことをできるんだと思っていた。
これを弾いていたんですね。初めて分かった」とちょっと感動のご様子。

そう、こういうちょっとしたものを、一般の方はすごい技術と思うんですね。
手をクロスして弾くとか、グリッサンドとか。

どれも大したことありません。それよりは、音階をきれいに弾くほうが大変です。

万城さんのレッスン方針が決まったので、私も教材になりそうなものを探します。