心が穏やかになったと思います  ピアノを習わせて良かったこと

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

今、生徒さんと保護者との面談を行っています。
先だって、レッスン時間や悩み事など、アンケートをしました。

ピアノを習わせてよかったことは何ですか?

回答と、私のコメントです。

(親として)
・家族みんなピアノに親しめるようになったこと
-今は家族の全員がピアノを習っているんですよね。競争ではないけれど、励みになりそうです。

・忍耐力が付いたこと
-すぐに弾ける曲ばかりではなく、じっと我慢して練習をしないと弾けない曲もありますね。
・礼儀が身についたこと
-私が子供のころは、もっと先生は礼儀に厳しかったように思います。
今、よく注意するのは、お辞儀の仕方、お月謝の渡し方です。

・心が穏やかになったと思います。
-このお答えは本当にびっくりしました。やりたかったピアノが弾けること、自分の世界が持てたことが理由かなと思います。

・目や頭・手・心をすべて使ってひくのですごく良いと思うし、集中力もついてくると思います。
-このお答えも、「心」が入っていることがすごいです!
どうしても、わかりやすいテクニックばかりに注目しがちですが、ただ正確に弾くだけならコンピュータにかないませんよね。

・何か行き詰ったとき(将来)、ピアノや音楽が助けてくれるのかなと思っています。
-そうであればいいなと思います。
今までの生徒さんでは、難関校の受験時期に、「家に帰ったら1回ピアノを弾いて気分転換する」という子がいました。
今は薬剤師さんになりました。

・音楽の授業でも困らない
-来春から、生徒さんが中学生になります。テスト対策もしたいと思います。

・発表の場を作っていただき、自信がついてきたと思います。
-大勢のお客さんの前で、たった一人でピアノを弾く。
短い、やさしい曲であっても、小さいお子さんでも大変なことです。
回を重ねてより自信がつけばいいなと思います。

・「ピアノが弾ける」ということで自信がついた。
-スイミングとは違って、家で毎日練習を積まないと、楽器は上達しません。
努力に結果がついてきたことで、自信につながったのでしょう

・子供の成長を感じられること
-2週間前には、何を弾いているかわからなかったのに、ちゃんと○○の曲がひけている。
聴いている人にも、すごくよくわかる成長ですよね。

・音程がずれているのがわかってきたよう。以前より音の長さ、手の形などがよくなってきた。
-ほかの教室で1年以上習っていて、フォームの癖がひどかったですね。
根気よく直して、生徒さん自身も、「このほうがきれいな音がする」と実感できたのでしょう。

音程に関しては、絶対音感トレーニングの成果です
おうちでも、1日何回も練習されて大変だったと思いますが、成果が出て良かったです。

・左手が動くようになってきた
-日常で、右利きの人が左手を、細かく動かすことは少ないですからね。
その分れんしゅうしただけ動くようになるのだと思います。

・何もしない時間というのが少なくなりました。
-学童から帰って、時間の少ない中、ぼんやりしていた時間がピアノの練習になったのでしょう。

・集中力もついてきたと思います。

-ピアノを弾くときは、見る 理解する 弾く 聴くの4つを、同時に行います。100%集中しないと難しいですね。

 

 

 

 

・自ら練習できる。ピアノを楽しいと言っている
-私のレッスン目標の一つが、[音楽的自立]です。
自分で楽譜を読んで弾けるということですが、まずは練習を自分でできるところからですよね。
おうちの方の励ましも、上手なのだと思います。

・物事など自ら取り組めています
-これも、ピアノの練習を通して、「自分からするやり方」が分かったのかもしれません。

・ピアノが好きと言って練習以外で弾いていることも多い
-これはとても大事です。」宿題以外の曲を弾いていたら、「そんなのよりも、宿題を練習しなさい」とは言わないでほしいのです。

 スイミングでも、先生に言われたクロール25メートルを5本、はつらくても、最後の自由時間は
 楽しいというのはよくあるし、理解できますよね。

・音楽を楽しんでいると感じられる

-弾いている様子からわかるのでしょう。
  保護者の方も、よく見ていらっしゃるのだと思います。
  練習自体は孤独でも、頑張っていることを知っててくれる人がいるのはうれしいものです。

・上達が目に見えてわかるので、ほめることが増えている。

-これもいいですね。
とかく、自分のこどもには注意したり怒ったりが多くなってしまいます。
上達しているので何よりですが、時には「ピアノの前に座った」だけでも、褒めてあげてくださいね

・発表会、グレードなど、目標をもって日々過ごしていること
-こまめに人前で弾くことは、目標にもあるし、あがり防止にもなります。

・歌うとき、以前より音が取れるようになったこと
-これは、歌う技術ではなく「聴く力」がついてきたのだと思います。

・ドリルをすることで、文字、鉛筆の練習にもなっている
-これは予想外のお答えでした。確かに、入学前の小さい子にとって、「5線の中に丸を書く」のもなかなか大変だと思います。

・クラシックに親しめること
-そうですね。教本の中にはクラシックが多いですが、「ピアノランド」のように、ポップス、民謡、ブギウギ、ロックなど
幅広いジャンルの曲に触れてほしいと思います。

・弾きたい曲をいつかは弾けるようになるという楽しみ
-経験を通して「今は弾けないけれど、練習を重ねるとこの曲がひける」とわかったのですね。

・祖父母に聞いてもらう機会などを作って喜んでもらえること
-サマーコンサートやお楽しみ会ですね。
もう少し、客席と一緒にできるコーナーを増やしたいと思っています。

・毎週のレッスンを楽しみにしてくれていること、少しずつできることが増えていること

-レッスンが楽しみ。理想ですね。
ピアノ歴が長くなってくると、弾けていなくて「ちょっと憂鬱」になったりもします。
長く続かないよう、教材を考えていきます。