一年中ずっとやる気満々の人っていうのも珍しいし、大人でも子供でもちょっとサボりたくなったりすることもある

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

のぞみちゃんの今年最後のレッスンの後
お母さんとメールのやり取りをしました。

のぞみちゃんはピアノが好きで、
普段の練習もよくしていました。

学校の、ピアノを習っている友達と情報交換をしているらしく、
「あ、この曲、友達が弾いてた」ということも、よくあります。

ごく普通に、生活の中に
ピアノの練習が入っていて、安心してレッスンしていました。
のぞみちゃん

ここ2か月くらい、どうも様子が違います。
曲集として「4期のピアノ曲集」を使っていますが、
11月1週目に宿題を出してから、全く演奏が進歩してないのです。

毎回、「今はじめてひきました」というような、
楽譜を見て片手ずつ、音を並べている状態。

連絡帳の、「練習の記録」も
1日10分程度。

以前は30分はしていました。
正直に書いているのはえらいですね。

 

 

お母さんと、話し合ってもらおうかな、
お母さんが今の様子をご存じないかもしれないし・・。と
現状をメールで送りました。

どうも、練習がはかどっていない。
できないなら、それに合わせたレッスンをしたいけど、と。

 

いただいたお母さんからのメールです。

昨日娘と話したところ、やはり
ピアノは続けていきたいと即答していましたので、
今後の自宅での練習を見直してみようか、という話になりました。

ここ最近、少しサボる気持ちがあったらしく、
自分でもいけない、いけないとは思っていたようです。
今後は高学年になり、もっといろいろなことと
両立していくことになると思うので
自宅での練習について考えるよい機会になったと思っています。

私からは、一年中ずっとやる気満々の人っていうのも珍しいし、
大人でも子供でもちょっとサボりたくなったりすることもある。
それが絶対にいけないんじゃなくて、さてまた頑張ろうって
思えたらいいんじゃない? もし練習が思うようにできない理由とか
困っていることがあるなら、先生でも私にでも相談して、と話しました。

先生から頂いたメールの内容を娘にも伝えておきます。
自分でも考えたうえで、どのようにしたいか、
先生に相談するようにと言っておきます。

 

すばらしいです!!

親は、「練習してないんじゃないの?ちゃんとやりなさい、
やらないならやめていいよ」と言いがち。

実際、私も次男に20回くらい言ったと思います。

それは言わず、
一年中ずっとやる気満々の人っていうのも珍しいし、
大人でも子供でもちょっとサボりたくなったりすることもある

と、言えるお母さんは、心にゆとりがあって素敵です。
こういうお母さんの応援があれば、ずっとのぞみちゃんはピアノが好きでいられるはず。

年末に、大変勉強になりました。
これから、私も使わせていただきます。