大切なこと 自分のことを、自分の言葉で

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

今日のレッスンでのこと。

りおちゃんは、馬車が走っている様子を描いた
連弾曲をひいています。
馬車
まだ少しテンポが遅く、はしっている感じにするため
メトロノームをかけて、少しずつ早くしました。

理想を言えば、もう少し早くしたい…。

あと少しだけはやくできる、と自分で分かっていえた♪

合わせて楽譜1段分くらい、弾きにくい個所があります。
「まだ、テンポを上げても余裕がある感じ?
それとも今もうめいっぱい?」

きいてみると、少し考えて
「少しだけ余裕がある」
亀有ピアノ生徒
すごいです!!

自分の力と、弾いているときの感じから
あと少しなら早く弾けそう。

でも、うんと はやいのは無理そう。

ということが、よくわかっていますね。

それを言葉にして私に伝えることもできる。
すばらしいです。

分からなかったこと、部分も言えた!

まきさんも、おなじようなことが・・。

弾いてみたかった「パイレーツオブカリビアン」の
彼こそは海賊。
パイレーツオブカリビアン
今日がレッスン初めてです。

「練習してみたけど、よくわからなかった」

これだけだと、どこが分からないのか、私はわかりません。
まずは弾いてみました。

3ページほどのところまで練習したようですが、
特に「どうしたらいいんだか、さっぱり」というのは
ありません。

「どこがわからなかった?」

ときくと、

「この先(4ページ以降)も、すこーしだけやってみたけど、
全然わからなかった」

よくいえたと思います。

一緒に弾いてみました。
連弾曲のためずっと自分がメロディーを弾くわけではありません。

相手がメロディを担当(今回は私)、自分は伴奏を弾く場面もあります。

今まで両手で伴奏を弾く機会がないので、
とまどったこと、

分かりやすい「ズン、チャ、チャ」のような伴奏でなくて
「ウン、ウン、チャ、ズンチャーチャ」と
リズムが複雑についていました。

それで、訳が分からなったのでしょう。
実際はちゃんと弾けていました。

りおちゃん、まきさんとも、
よく自分の今の状態や気持ちを言えたと思います。

すごく大切なことですよね。

私も、生徒さんの気持ちや状況をなるべく組んであげたいと思う一方
自分から発信できるようにもなってほしいと思います。

えりちゃんとりさちゃんのお母様
私がお子さんたちに質問して、
子どもたちがだまっている。

ついおかあさまが答えてしまいがちですが、
「自分で言ってごらんよ」と
すぐに助けは出しません。

答えてあげたほうが親御さんは楽だし、
私もよく、自分の子供の時 口を出していたと思います。

おなかが痛いとき、痛いのは自分だけ。
周りの人はいたくありません。

「どこか痛そうだな」と気づくことはあるけど、
そうじゃないときもたくさんあります。

今日のりおちゃん、まきさんのように、
自分のことを、自分の言葉で言えるように、見守っていきたいです。