こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
家で毎日楽しく練習して、
レッスンに行けば、どんどん丸がもらえて先の曲に進める。
いつもそんな風だったら楽しいですね。
でも、長くピアノを続けていくと、
何か練習しているのに、
何週間も〇がもらえない。
どうもこの教本、やる気がしない。
ほかの本は練習するけど、
これはささっと済ませちゃう。
そういうこともあります。
ピアノの他にもっと楽しいことがあって、
今は何となく気が入らない、一時的なこともあります。
教材が今の自分にあっているか、考えるのも大事です。
生徒さんが子どもの時は特に、
先生に役目。
よーく思い出してみたら、
この15年間で2回、途中で教材を変えました。
一度はひな子ちゃん。
多分、ピアノレッスンを始めてまだ1年にもならないころ。
メトードローズの上巻 後半をしていたのですが、
何週間やっても先に進まない。
家での練習不足もあったと思いますが、
「どうも教材があっていないのかな」と考えました。
教材も安くはなく、
ご家庭に負担をかけるし、途中で替えるというのが
私自身が抵抗があります。
投げ出すことを教えてしまうのでは?
それでも、停滞しているうちにピアノが嫌になっては
もったいない。
お母様に
「バーナムに変えたい。
バーナムは1曲が短く、
単純なことなど、メトードローズとの違いはお話しして相談。
「このままやっていても かえってよくないから、
どうぞほかのものに変えてください。」
快く了承していただきました。
ひな子ちゃんはバーナムとはうまくマッチし、
少しずつでも先に進むようになりました。
結局、13年ピアノを続けたのですが、
あの時≪せっかく買っていただいたし、途中でやめないでおこう≫と
教材を変えるのを避けたら、途中でやめていたかもしれません。
もう一度は、愛華ちゃん。
よく練習してくるし、1つずつきれいに仕上げて先に進んでいました。
トンプソン曲集の1巻から、音楽の友の「ピアノ小曲集」に進みました。
まるで別の子になってしまったように、弾けなくなりました。
トンプソン1巻は、手のポジション移動が少ない曲が多いです。
ピアノ小曲集1は、古典ロマン派時代などの作曲家の、
小さめの曲が中心です。
ベートーヴェンのソナチネや、バッハのメヌエットなど。
手のポジション移動には配慮がないので、
戸惑ったのだと思います。
このときは、トンプソンの2巻に変更しました。
3週間くらいで1曲あがるようになったので、
本来の愛華ちゃんのペースです。
購入していただいたご家庭には
本当に申し訳ないのですが、
どうしても教材の変更が必要な時があります。
最近も、普段の教材とは離れて、
発表会用の曲を練習する中で、教材があってなかったということに気づきました。
続きはこちら・・(7月1日以降)