読譜力の基礎を作る5つのステップ~毎回3分間で進歩を実感させるレッスン~
某楽器店で開かれた、松下恵子先生のセミナーを受けてきました。
ゆめピアノ教室は葛飾区にありますが、松下先生はお隣の足立区で、70人もの生徒さんを指導なさっています。
セミナーの内容については、年明けのレッスンから少しずつ取り入れてやっていこうと思います。
すぐにでも、という気持ちはあるけれど、いろいろと小道具が必要なんですね。
それを作らないといけないので、年末のレッスンがお休みの日に、工作して作ろうと思います。
読譜力、というのは楽譜を読む力。それを作る5つのステップを簡単に紹介します。
1、音の名前・場所・並び方を覚える
簡単なことのようですが、ピアノのけんばんで、ミの右隣はファ,シの左隣はラ、ということが
初心者さんにはわかっていません。「ラの音をひいて」というと、ドから順番に
ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、と数えています。
これは、子どもだけじゃなく大人も同じです。
2.1音読みができる
例えば音符カードを見て、「ミ」「ソ」などと、その音ひとつが読めることです。
3、音程読みができる
「ドレミ」と隣り合った音を、並んでいる間隔で読める。「ドミソ」と、一つとびの音を「ひとつとびだから」
と、最初のドをよんだだけでつづけて読める
これができると、和音の譜読みが簡単になります。
4.リズム読みができる
音楽ドリルや、ソルフェージュの本にある音程がなくリズムだけの楽譜をよめる。実際には、リズムうちができる。
ピアノの楽譜の、リズムだけを読んでリズムうちできる。
「エリーゼのために」だったら、「たたたたたたたたーあん、たたたたーあん、たたたたーあん」
のようにたたける。
このリズム読みは、ゆめピアノ教室の生徒さんたちは得意だと思います。ふだんから、新しく曲を始めるときに、リズムうちをしていますからね。
5.メロディー譜が読める
これは、普通の場合なら右手の段の楽譜が読める。
この5つのステップで、どれを抜かしても譜読みはできるようになりません。
よく、「楽譜を見ていると弾けない」という方がいますが、これは3の「音程読み」ができていないのでは?と思います。
音をひとつづつ読んで弾いてみて(だからすごく時間がかかる)それを耳で聞いて記憶。
次からは、その記憶と同じかどうか確かめながら、楽譜は読まずに弾いています。
これだと、まずすごく時間がかかります。
それと、音間違いが多くなります。
あと、楽譜には、音以外にたくさん、フレーズとが表現記号とか、かかれています。
それを全く無視して弾いてしまうことになります。
5つのステップを、一つずつ習得していくのは、方法があります。
それぞれは難しくありませんし、本当に3分あればできます。
一緒にやってみたい方。どうぞ体験レッスンにお越しください。
お待ちしています。