こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ピアノを弾くとき、いつも指使いがめちゃくちゃになって、途中で指が足りなくなったりします。
どうしたらいいでしょうか。
よくあるお悩みです。
というか、悩んでくれたらいいのですが、気にしてない人のほうが多いかも。
指使いは、5本の指を無駄なく使って、楽に弾くための「おすすめ」です。
指をくぐらないで音階をひいたら、ドレミファソ までで5本の指を使い終わっちゃう。
だから、ミからファに進むときに、3-1と指をくぐりましょう!というように。
指使いをかいた人が、これが一番合理的だと思うものをかいています。
参考にして、一度は指使い通り弾いてみては?
どうしても書かれた番号ではしっくりいかないときは、すっぱりあきらめて、自分の指使いを見つけましょう。
楽譜に書き込むといいと思います。
気分のままの指使いでひくと、間違ったりそろわない原因になります。
自分ではいい指使いが見つけられないときは、先生に聞いてみましょう。
それぞれ、自分がやりやすい指でひいているので、自分では思いつかない方法をご存知かもしれません。
例えば同じショパンのワルツでも、出版社によって指番号が違います。
書いている「運指をかく人」が違うから。
日本人が編集している場合、手の小さい人を考慮している気がします。
練習曲などで、わざと4545なんて書いてあったりします。
これは、その指の練習なので、これを2323に直してはいけません。
その他は、指使いはきれいに曲をひくための「道具」です。
どんな指でも、不自由感がなく美しくひければいいのですね。