青春って密なのに

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

昨日、夏の高校野球甲子園大会が終了しました。

100年以上の歴史を持つ高校野球で、

はじめて東北の高校が優勝を飾るという 悲願達成の瞬間でした。

 

自自ドットコムより引用

優勝した仙台育英高校の監督の言葉が

話題になっていますね。

 

お話全体が素晴らしかったのですが、

ピックアップされたのが「青春って密なのに」

 

(コロナの影響で)

青春って密なのに『ダメだダメだ』と言われて、どこかで止まってしまう中でもあきらめないでやってくれた

 

中学高校の部活も、この2年半は自粛傾向。

コロナ1年目はほとんど活動がとまり、

2年目は 時期によっては練習試合やコンクールが

観客を減らす形で開催されました。

 

練習も、本来集まって行う吹奏楽でも

分奏の時間が多くとられ、

パートごとに部屋を分けての練習。

 

これはこれで、細かい部分に耳が届き

有意義な練習ではあるのですが…。

 

 

青春って密。

同年代の仲間が 密になってもみあいながら

成長していく、といった感じでしょうか。

 

 

考えてみれば、これは青春だけではないですね。

人間って密です。

 

少し前までは。町を見渡せば

 

コンビニの前に若者が

幼稚園バスの停留所にママたちの輪が

新橋の飲み屋街に仕事帰りのおじさんが

児童館にはちびっこが

 

密になって集まっていました。

 

 

そういえば最近、朝の幼稚園ママの立ち話、

めっきり見かけなくなりましたね。

 

人は密になるもの。

楽器だって、十分ひとりで演奏できるのに、

数人で室内楽、大勢でオーケストラ演奏をしています。

 

カラオケなんてそもそも歌うのは一人だけど、

グループで出かけますよね。

 

 

3密を避ける時間が長くなると、

もともとの人間の性質まで変わってしまいそう。

 

対策や配慮をしつつも

人間らしい密、取り戻したいものです。

 

 

…などと考えさせられた、

仙台育英高校の優勝でした。