曲の後半は盛り上がり難しい 

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

はるねちゃんのレッスンをしました。

サマーコンサートが終わり、今は好きな曲を弾こうという期間。
長くひとつの曲に取り組んだご褒美です。

はるねちゃんは、ジブリの君をのせて。
どうしてでも曲の後半が大変そうです。

練習するときに頭から区切ってするので、後半は練習期間が短いんですよね。
だから、後ろのほうをたくさん練習しないと。

それに、たいていの曲は最後のほうが難しくできています。
曲が盛り上がって、終わりに近づくから。

ショパンのバラードやスケルツオは、1曲が20ページくらい。
その中で、最後の1ページは難所です。

たくさん弾いてきて疲れた手で難しいテクニックを弾かなくてはいけません。

そこまでではなくても、君をのせてもやはり最後のページが大変です。
毎小節左手の和音が変化する。

アルペジオを和音に変えて、それで右手も合わせて練習するのです。
でも、なかなかやってくれないんですよね。

普通に弾いたほうが楽しいし気分がいいから。
私自身もそうなので、気持ちはよくわかります。

でも、やっぱり上達のためには、あまり面白くない練習も必要だったりします。

レッスンで、一緒に部分練習をして、左手は和音、右手は楽譜通りで弾いて・・。
おうちでやり方がわからなくならないように。

それでも部分練習しない生徒さんもいます。
それで弾ければいいけど、たいていはうまくいかないんですよね。

漢字の練習100個あって、覚えてないのは3つ。

だったら、その3つを練習しなきゃ。
100個の練習をしても、覚えてない3つは覚えられないんじゃないかな?

・・・・・私も部分練習嫌いですけど。
ついでに言うと、ペダルなしの練習も。

暑いですから ぼちぼち練習しましょうか。
今日はこの小節だけ、とか区切ってね。