こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
千智ちゃん(小2)のレッスンをしました。
お母さんもいっしょです。
普段はひとりですが、たまたまお仕事が早く終わったそう。
いつも通り、たくさん練習してきてくれました。
ピアノランド1は最後の2曲で、このあたりの山場です。
8分の6拍子が連続して3曲。
ほかの教材と比べてピアノランドは圧倒的に早く8分の6拍子が出て来ます。
低年齢の子供が使うことが多く、当然
8分♪を1拍として、6こで1小節。
3個ずつで一つの塊で、1小節に二つの塊
ということを理屈で教えません。
ひたすら歌ったりたたいたりおどったりして、体で感じます。
小学校で分数を習う前は、音符,音価(長さ)の根本的な理解は難しいのです。
当面、リズムをパターンで覚えてたたいていく感じ。
今まで順調に、すごいスピードで進めてきたちさとちゃんでも、
やっぱり8分の6は引っかかりました。
同じリズムが何回も出てくる中で、全部が同じリズムで弾けません。
これも、「こことここは同じリズムで」とは教えず、歌ってたたいて、その通り弾くことで
弾けるようにしてしまいます。
本来の意味での「読譜」をして弾けたことにはなりません。
でも、それは段階を追ってでいいかな、と思っています。
それよりも、早くからいろいろな拍子のものに触れて、抵抗感を持たせないことのほうが
大切な気がします。
おかあさんと会える貴重な機会なので、
「なにかこまっていることがありますか」と伺いました。
明らかにリズムが間違っているときに、指摘しています。
いいのでしょうか。
これはおこたえは、
「気になるでしょうけど指摘しないで」
何度も書いていますが、直してもらえるからいいや、と自分でしっかり読まなくなるからです。
間違ったリズムを直すのは骨が折れますが、
その道を通らないと、自分で読めるようになりません。
そうなんですね、とお母さんは納得してお帰りになりました。
ふだんひとりでレッスンでも、こうやって機会があればいらしていただける保護者の方は
とてもありがたいです。
レッスンノートやメールでコミュニケーションをとっていますが、
上記のようなことは、やはりお会いしないとうかがえないのです。
お仕事が夏休みの日にレッスンがあったら、ぜひおいでくださいね。