アンサンブルの効果 一人でひくことが多いピアノで

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

6月のサマーコンサートに向けて、練習が始まりました。
今年初めて挑戦する「お話組曲」に参加する生徒さんは、まずその曲から。

台本をお渡しし、読んでもらって。
どんなお話の中で自分の曲を弾くのか、知ってほしいのです。

基本的にはコンサートに初参加の子たちが演奏します。
私との連弾なので、安心感はありますがピアノのほかにもすることがあります。

お話に沿った歌を歌うこと。
打楽器を演奏すること。

お話のあいだ、途中でどこかに行ってしまわないで、ナレーションを聞いていること。

語りのたくさんあるナレーターの役も決まりました。
ねこくんとほしくん

お話組曲参加以外の生徒さんは、ソロ曲の練習。
普段弾いている曲よりレベルが高いので、苦戦しています。

楽譜で2段くらいしか1回のレッスンで進めない人も。

もう一つ、連弾のパートナーも決まりました。
レッスンで前後の時間の人で、5組ができそうです。

今回、先生とではなくて前の人と(後の人と)やってみませんか、と声をかけた方たちは、全員
「ぜひやってみたい!」とお返事がありました。

うれしいことです。

中には、サマーコンサートでしか顔を合わせたことのない人同士の組み合わせもあります。

先生との連弾のほうが、難しい曲に挑戦できますし、自分の弾きたいように弾けるかもしれません。
でもそれだと、「逆カラオケ」の状態で、あまりアンサンブルの練習にはならないのです。

相手の音や、呼吸をよく聞いて合わせる。
止まってしまったらどうするか。自分が難しいところは、相手にどうやってひいてもらうか。

すべて自分たちでしなければなりません。
普段のレッスンでは経験できないこと。

今年は、「6手連弾」も取り入れます。
3人で連弾ですね。

一人で練習して、一人で舞台でひくことがほとんどの、ピアノ。
アンサンブルの楽しさを、少しでも多く体験してほしいです。