こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
普段、一人でピアノを教えている自宅教師ですが、楽器店などが主催する勉強会に参加している方もいます。
そこで知り合った先生が中心で、悩み事を相談したりするグループがあります。(インターネット上)
私も、次に進む教材を決めかねた時など、よく相談します。
もともと、勉強会に参加する指導者は2割程度。
その中からグループに入っているのですから、熱心で親切な先生ばかりです。
年度末を迎えるこの時期に、共感する相談がありました。
受験というわけではなく、小学校高学年でやめてしまう生徒さんをどうしていますか。
早速20件以上の答え。
生徒さんの退会は、みな共通の悩みなんですね。
ほぼ全員が「去る者は追わず」
「やめます」という時点で、すでに親子で話し合ってこられているのです。
ここで私たちはもう、何もできません。
細く長くピアノを続けたい、続けてほしいという気持ちが親子双方にないと、大人まで続けることは難しい。
高いお月謝払って練習もろくにしないで続けるのはもったいない。
おうちの方がそう考えるのは仕方のないこと。
我が家はほとんど塾通いをさせた経験がありません。
が、塾の費用は本当にかかるんですよね。
一生懸命練習しているならともなく、レッスン日の前に慌ててちょっとだけ弾く、みたいな状態で
続けさせるのはしんどいということでしょう。
そうなってしまう前に
・短時間で効率のいい練習をできるように
・どうしてでもやめたくないくらい、ピアノが好きになっているように
毎日レッスンするしかありません。
それでも一生きてくれるわけではないので、一人で好きな曲の楽譜を買って弾けるように
読譜力をつけて、卒業させなくては。
音楽的自立が、永遠のテーマです。